宇宙空間、デブリなどの遮蔽物なし、中距離からの同時接敵という条件は、面制圧の「デストロイガンダム」にとっては火線を通しやすい一方で、遠隔兵装「突撃ビーム機動砲」を散開させられる「レジェンドガンダム」にも十分な展開余地がある勝負になる。
開始距離は互いに射程の芯を外さない帯域で、デストロイは「スーパースキュラ」「ネフェルテム503」「アウフプラール・ドライツェーン」を“面”で置けるが、レジェンドは「GDU-X5」「GDU-X7」を先にばら撒いた瞬間に“角度”の優位を握りやすい。
ただしデストロイは「陽電子リフレクター(シュナイドシュッツSX1021)」を持ち、正面からのビーム押し合いを拒否できるため、レジェンド側は最初から“削る”のではなく“崩す”順番を作らないと決め手を失う。
一方でレジェンドは改良ドラグーンにより最大10基の突撃ビーム機動砲を同時運用でき、さらにビームスパイクで打突まで視野に入るので、遮蔽物ゼロの宇宙は「多方向同時」の圧を最も純度高く押し付けられる舞台になる。
戦力分析
機体
デストロイガンダム
GFAS-X1デストロイガンダムは全高56.30m級の巨大可変MSで、「イーゲルシュテルン」「ネフェルテム503×20」「スーパースキュラ×3」「アウフプラール・ドライツェーン×2」「ツォーンmk2」「Mk.62 6連装多目的ミサイルランチャー」「シュトゥルムファウスト」「MJ1703 5連装スプリットビームガン」など砲門密度そのものが兵器で、宇宙でも“回避不能の帯域”を生成できるのが最大の強みになる。
この対戦での立ち回りは「シュナイドシュッツSX1021」を前提に、まず「ネフェルテム503」で全周の牽制を置きつつ「スーパースキュラ」を“胸の中心線”で通し、レジェンド本体を狙うよりもドラグーン群の行動空間を削って回収・再散開のテンポを落とす運用が最適解になる。
レジェンドガンダム
ZGMF-X666SレジェンドガンダムはVPS装甲とハイパーデュートリオンを基盤に、手持ちの「MA-BAR78F 高エネルギービームライフル」、格闘兼射撃の「MA-M80S デファイアント改ビームジャベリン」、防御の「MX2351 ソリドゥス・フルゴール」、近接制圧の「MMI-GAU26 17.5mmCIWS」を持ちつつ、主役は遠隔兵装「GDU-X5×8」「GDU-X7×2」の突撃ビーム機動砲で“同時多軸”を作れることにある。
この対戦での立ち回りは、デストロイの「陽電子リフレクター」を正面から割ろうとせず、まず「GDU-X5」をデストロイの上下左右に散開させて“向けさせる盾”を増やし、盾の向きが固定された瞬間に「GDU-X7」のビームスパイクや「デファイアント改ビームジャベリン」で関節・砲口・フライトユニット基部を点で壊して火力の面積を減らすのが勝ち筋になる。
パイロット
ステラ・ルーシェ
ステラはエクステンデッドとしてデストロイの複雑な火器管制に適性を示し得る一方で、精神面は恐怖刺激と結びつきやすく、戦況が混沌化すると“敵の識別”より“怖いものの排除”が先に立ちやすいので、遮蔽物なしの宇宙で多方向からビームが差し込む状況は判断を摩耗させやすい。
この対戦での立ち回りとしては、序盤に「ネフェルテム503」で周囲を薙いで空域を確保し、レジェンド本体を追うより先に「GDU-X5」「GDU-X7」の数を削ることが重要で、焦って「アウフプラール・ドライツェーン」を振り回すと射角の切り替えを読まれて“背面の死角”を作りやすい点が最大の罠になる。
レイ・ザ・バレル
レイはレジェンドの統合制御・ドラグーン運用を前提にした戦い方ができ、改良ドラグーンが10基同時運用を可能にする機体側の思想と噛み合うことで、単機の回避ではなく“配置と同期”で相手を詰める操縦ができるタイプのパイロットになる。
この対戦での立ち回りは、デストロイの「シュナイドシュッツSX1021」正面を“勝ち筋から除外”し、ドラグーンを回収しながら角度を更新して「スーパースキュラ」「ツォーンmk2」「シュトゥルムファウスト」の射線が重なる地点から常に外れ続け、最後だけ「ソリドゥス・フルゴール」を張って強引に踏み込む“短い決着”に持ち込むのが最も安全になる。
デストロイガンダム vs レジェンドガンダム|一騎討ちシミュレーション
序盤戦
ミネルバ発進シークエンスの癖でレイは呼吸が整ったまま「レイ・ザ・バレル、レジェンド、発進する!」とだけ短く宣言し、同時に背部と腰部から「GDU-X5」「GDU-X7」を切り離して散開させ、最初の一手を“攻撃”ではなく“布陣”に置く。
対するステラは巨体を止めないまま「Mk.62 6連装多目的ミサイルランチャー」を扇状にばら撒きつつ、口部の「ツォーンmk2」と胸部「スーパースキュラ」で“中央の太いレーン”を通してレジェンド本体を狙い、同時に円周の「ネフェルテム503」を点滅させてドラグーンが入ってくる角度そのものを焼き払おうとする。
ここでレイは回避に全振りせず「MA-BAR78F」を一発だけ置いてデストロイの正面センサーを揺らし、誘導が甘くなった瞬間に「GDU-X5」側のビームでミサイルの密度を薄くし、デストロイの“面”を残したまま“時間”だけ奪うという嫌らしいテンポを作る。
中盤戦
ステラは散開する光点に追い詰められる感覚を強め、「やっつけなきゃ…怖いものは、全部!」という衝動に引きずられるように「ネフェルテム503」を連続点火し、宇宙に円環の焼線を何重にも描いてドラグーンの逃げ道を潰しにいく。
だがレイは“逃げ道”を読むのではなく“出入口”を作り、上下に割った「GDU-X5」をデストロイの肩口と脚部外側へ回し込み、そこから同時射撃して「イーゲルシュテルン」の対空迎撃と「MJ1703」の散弾ビームを強制的にそちらへ振らせ、デストロイの正面火線密度を一瞬だけ薄くする。
正面が薄くなった瞬間にレジェンド本体は「ソリドゥス・フルゴール」を短く展開して“あえて見せる”形で前へ詰め、デストロイが反射防御「シュナイドシュッツSX1021」を前面に固定した瞬間を合図に、死角側へ回した「GDU-X7」がビームスパイクの打突姿勢へ移行して関節基部を狙う角度を作る。
終盤戦
デストロイは巨体ゆえに一度“盾の向き”が決まると戻しが遅く、ステラは強引に機体を回頭して「アウフプラール・ドライツェーン」を薙ぎ払って距離を取り直そうとするが、レイはその“薙ぎの終点”に合わせてドラグーンを再配置し、薙ぎ払いの安全地帯を消していく。
ステラは最終的に「シュトゥルムファウスト」の分離ビーム砲を飛ばしてレジェンド本体へ“体当たり気味の面圧”を作り、「スーパースキュラ」の三連射で一気に押し潰しにかかるが、レジェンドは「MMI-GAU26」で照準を乱しつつ「GDU-X5」が側面から撃ち込む同期で射撃タイミングをずらし、スーパースキュラの斉射を“同じ場所に置かせない”ことで致命傷を回避する。
そしてレイは“落とす順番”を変え、デストロイ本体ではなくまず「シュトゥルムファウスト」分離体へ「デファイアント改ビームジャベリン」を投げて片方を封じ、次に「GDU-X7」のスパイクでフライトユニット付け根へ刺し込み、最後に“露出した砲口周り”へ「MA-BAR78F」を一点集中させる形で決着のための破綻点を作る。
決着
「GDU-X7」が刺し込んだ位置は背部フライトユニットと上半身を繋ぐ“駆動と給電の要所”で、ビームスパイクが装甲の合わせ目を抉った瞬間にデストロイの姿勢制御が一拍遅れ、その遅れを見逃さず「GDU-X5」八基が同時に肩・胸・脚へ十字射線を作って“巨体の回頭”そのものを縛る。
縛られたまま正面に向いた「シュナイドシュッツSX1021」は守れる範囲が固定され、レイは「ソリドゥス・フルゴール」を薄く張ってスーパースキュラの残光を受け流しながら一気に懐へ滑り込み、至近で「MA-M80S デファイアント改ビームジャベリン」を胸部「スーパースキュラ」基部へ叩き込んで砲身内部へ熱と圧を押し戻す。
砲内で起きた逆流に合わせて「MA-BAR78F」が同一点を貫き、続けて「GDU-X5」が背部と脚部の推進器周りを焼き切ったことでデストロイは巨体を支えきれず姿勢を崩し、最後は爆ぜるように砲門群が連鎖誘爆して光の破片を撒き散らしながら沈黙し、ステラの意識は“守ってくれるはずの誰か”へ縋る形で途切れていく。
デストロイガンダム vs レジェンドガンダム|勝敗分析
勝敗判定
勝者はレジェンドガンダム(レイ・ザ・バレル)で、想定勝率はレジェンド65%:デストロイ35%になる。
勝因分析
- 「GDU-X5/GDU-X7」を先に散開し、遮蔽物なしの宇宙で“角度の資産”を最初から確保できる点が決定的に効く。
- 「陽電子リフレクター」正面を割る発想を捨て、盾の向きを固定させて死角を作る手順が取りやすい。
- デストロイの“面火力”は凶悪だが、面は“減らせる”ので関節・砲口・推進基部を点で潰すほど脅威が急落する。
- レジェンドは最大10基同時運用という同時性で、回避ではなく“拘束”を作ってから近接で決められる。
- デストロイは巨体ゆえ一度姿勢が崩れると立て直しに時間がかかり、ドラグーン再配置のテンポ差がそのまま負け筋を固定する。
デストロイガンダム vs レジェンドガンダム|異なる条件の場合
宇宙戦・近距離開始
近距離開始だとデストロイの「ネフェルテム503」や「MJ1703」の面圧が“展開前のドラグーン”まで巻き込みやすく、レジェンドは散開完了までの数秒が最も危険になるので、勝率はレジェンド55%:デストロイ45%まで接近する。
ただしレジェンドが生き残る手はあり、開幕から「ソリドゥス・フルゴール」を最小面積で張って“被弾箇所を固定”しつつ、同時に「GDU-X7」だけを先に切り離してスパイク打突で背部推進基部へ食い込ませ、巨体の回頭を一拍止めた瞬間に「GDU-X5」散開へ繋げると近距離の不利を一気に帳消しにできる。
逆にステラが開幕で「アウフプラール・ドライツェーン」を“薙ぎ”ではなく“刺し”で置き、続けて「ツォーンmk2」をレジェンドの進路予測に重ねられると、レジェンドは回避のために散開が遅れてドラグーン戦術が立ち上がらず、そのまま押し切られる筋も現実的に残る。
宇宙戦・遠距離開始
遠距離開始だとレジェンドは「GDU-X5/GDU-X7」を安全圏で散開し、最大10基同時の交差射線を完成させた上で“盾の向き”を誘導できるため、勝率はレジェンド75%:デストロイ25%まで広がる。
デストロイ側の最適解は「スーパースキュラ」と「Mk.62」を中心に“ドラグーン狩り”へリソースを寄せることだが、遠距離だとドラグーンは回収・再散開の安全が高く、レイは射線の薄い場所を作らずに角度を更新できるので、面火力の価値が相対的に落ちる。
その結果、デストロイは「シュナイドシュッツSX1021」で守っている間に脚部・肩部・背部のどこかを“点”で折られ、火線密度が薄くなったところへレジェンド本体が「デファイアント改ビームジャベリン」からの踏み込みで決着を取りに来る流れが最も再現性高くなる。
地上戦
地上戦になるとデストロイは本来の“都市破壊兵器”としての適性が上がり、地形そのものを「ネフェルテム503」と「スーパースキュラ」で更地にしていけるので、レジェンドは空間支配を維持するために高度と速度の管理がより厳しくなり、勝率はレジェンド60%:デストロイ40%程度に揺り戻す。
それでもレジェンドが優位を取りやすい理由は、地上ほどドラグーンの“上下差”が刺さるからで、デストロイの砲門は面で強い反面、真正面に厚くなるほど背面・真上・斜め下の死角が明確になり、そこへ「GDU-X5」を滑らせて関節・推進器・砲塔基部を削ると地上でも火力の面積を急速に奪える。
ただしデストロイが地表へ「Mk.62」を面で撒いて爆風の雲を作り、そこへ「シュトゥルムファウスト」を突っ込ませて“見えない射線”を押し付けられると、レジェンドはドラグーンの回収経路が乱れて被弾が増え、ワンミスで「アウフプラール・ドライツェーン」の薙ぎに引っかかる危険が宇宙以上に高まる。
デストロイガンダム vs レジェンドガンダムに関するQ&A
Q1:デストロイの陽電子リフレクターがあるのに、どうやってレジェンドは突破するのか
結論は“割る”のではなく“向けさせて固定する”で、レジェンドはドラグーンを四方へ散らして射線を増やすことで、デストロイにとって最も守りたい正面の「シュナイドシュッツSX1021」を“ここに向け続けないと危ない”状態へ追い込む。
固定された瞬間に、守りが薄くなる部位が必ず生まれるので、そこへ「GDU-X7」のビームスパイク打突や「デファイアント改ビームジャベリン」で関節・砲口基部・フライトユニット接合を点で壊し、火力の面積そのものを減らしていく。
面積が減った時点で反射防御の価値が下がり、最後は“正面で守っている間に別の場所が崩れていく”形になるので、突破は一撃必殺ではなく段階的な機能不全として訪れる。
Q2:デストロイがドラグーンを先に落とす展開は現実的か
現実的で、デストロイの「ネフェルテム503」全周砲や「MJ1703」散弾ビーム、さらに「イーゲルシュテルン」の迎撃は“薄い標的”をまとめて削る能力が高く、散開直後のドラグーンは最も危険に晒される。
ただしレジェンドのドラグーンは運用数そのものが多く、最大10基の同時運用を前提に“損耗しながら角度を更新する”戦い方が成立するため、数基落としても同時射線の圧が残りやすい。
結局のところ勝敗は撃墜数ではなく、デストロイがドラグーン狩りに寄せた瞬間に“本体がどこまで無防備になるか”で決まりやすく、レイはその隙を作るためにあえてドラグーンを囮にする選択すら取れる。
Q3:宇宙でのデストロイは機動で不利になりすぎないか
巨体である以上、小回りと回頭の速さでは不利になりやすく、特に遮蔽物ゼロの宇宙では“向きの遅さ”がそのまま死角の固定化に繋がるので、機動面の弱点は明確に露出する。
しかしデストロイはそもそも機動で避ける思想ではなく、砲門の密度と「陽電子リフレクター」を合わせて“相手の移動空間を燃やす”設計で、回頭が遅い分だけ「ネフェルテム503」の全周砲で周りを囲む動きが強く出る。
したがって不利が即死に直結するわけではなく、レジェンドが角度を作るまでの時間をデストロイが火線で奪えるかが焦点で、遠距離ほどレジェンド有利、近距離ほどデストロイの“面圧”が生きる構図になる。
Q4:レジェンドが近接戦に踏み込むタイミングはどこか
基本は“デストロイの火線密度が落ちた瞬間”で、具体的には「シュトゥルムファウスト」分離や「アウフプラール・ドライツェーン」薙ぎの直後など、武装の切り替えで射角が一拍止まるタイミングが最も踏み込みやすい。
レジェンドはその瞬間に「ソリドゥス・フルゴール」で被弾箇所を限定し、同時にドラグーンで“姿勢を縛る”射線を作ってから「デファイアント改ビームジャベリン」やビームスパイク打突へ繋げるので、近接は単独の勇み足ではなく“同期された短距離決戦”になる。
踏み込みが早すぎると「スーパースキュラ」や「ネフェルテム503」に飲まれて終わりだが、遅すぎるとデストロイが面圧を取り戻して角度を消してくるので、勝てるレジェンドは必ず“縛ってから入る”手順を崩さない。
Q5:デストロイが勝つなら、どこで勝ち切るべきか
勝ち切る場所は“散開前の数秒”で、レジェンドがドラグーン布陣を作る前に「スーパースキュラ」と「ツォーンmk2」を重ね、さらに「Mk.62」で回避方向を狭められれば、レジェンドは回避と散開を同時にできず主武器を失う。
次に狙うべきはドラグーンそのものではなく“回収経路”で、ステラが「ネフェルテム503」を連続点火して空域に焼線を置き続けると、ドラグーンは回収のたびに損耗し、結果としてレジェンド本体の回避ベクトルも固定化される。
最後の勝ち筋は「アウフプラール・ドライツェーン」の薙ぎを“当てる”ことではなく“逃げ場を消す”ことで、ミサイルと散弾ビームで回避を誘導した先に薙ぎの終点を置けた時だけ、デストロイは巨大火力をそのまま決着へ変換できる。
まとめ|デストロイガンダム vs レジェンドガンダム
- 遮蔽物なし中距離の宇宙は、デストロイの面火力とレジェンドの多軸攻撃が最も正面衝突しやすい条件だ。
- デストロイは「ネフェルテム503」「スーパースキュラ」「アウフプラール・ドライツェーン」で空間を焼き、レジェンドは「GDU-X5/GDU-X7」で角度を増やす勝負になる。
- 「陽電子リフレクター」は正面の撃ち合いを拒否するが、角度が増えるほど向きが固定されて死角が生まれる。
- レジェンドは最大10基同時のドラグーン運用で“拘束”を作り、最後だけ近接で決めるのが最適だ。
- デストロイはドラグーンを落とすより“回収と再散開のテンポ”を削る方が勝ちに近い。
- 近距離開始はデストロイの面圧が刺さり、勝率差が縮む。
- 遠距離開始はレジェンドが布陣を完成させやすく、勝率差が広がる。
- 地上戦はデストロイの適性が上がるが、上下差のあるドラグーンが刺さるためレジェンド優位は残る。
- 想定勝率はレジェンド65%:デストロイ35%で、鍵は“角度の資産”を作れるかどうかだ。
- 決着は砲門密度そのものではなく、関節・砲口基部・推進系が点で崩れた瞬間に訪れる。
おすすめ!!「ステラ・ルーシェ搭乗デストロイガンダムのIF対戦一覧表」はこちら!
こちらも要チェック!!「レイ・ザ・バレル搭乗レジェンドガンダムのIF対戦一覧表」はこちら!






