ガンダムエクシアリペアIV vs リボーンズガンダム

戦場は宇宙空間で、デブリも艦隊も存在しない完全な無遮蔽物で、中距離から両機が互いの射線と接近ベクトルを同時に読み合う状況だ。

ガンダムエクシアリペアIV(グラハム・エーカー)は背部GNコンデンサと左右非対称フレームを抱え、GNタチとGNベイオネット、GNシールドで「斬るための構え」を最短距離で完成させた近接特化の異形だ。

リボーンズガンダム(リボンズ・アルマーク)はGNバスターライフルと大型GNビームサーベル、GNフィンファング、エグナーウィップで距離そのものを支配し、ガンダム形態とキャノン形態の切替で戦場の位相を塗り替える万能機だ。

世代と素体の完成度ではリボーンズが上だが、遮蔽物ゼロの中距離開始は「最短の一撃」が勝敗を奪う条件でもあり、ここにエクシアリペアIVの局所トランザムと抜刀線が噛み合う。

戦力分析

機体

ガンダムエクシアリペアIV

エクシアリペアIVの核はGNタチ(日本刀状の実体剣)と、背部にマウントされた可変武装GNベイオネット(ソード/ライフル)、そして右肩上のアーム接続で前面へ回り込むGNシールドで、抜刀から斬撃成立までの工程が短いのが最大の武器だ。

この一騎討ちで決定的なのは左腕の試験機能による局所トランザムで、必要な瞬間だけ推力・防御・出力を跳ね上げて赤い残像の「ずれ」を作り、弾幕を正面突破するのではなく致命弾の芯だけを外して斬撃を通す一点突破が成立する点だ。

リボーンズガンダム

リボーンズガンダムはGNバスターライフルの高出力射撃を軸に、小型GNフィンファングの散開で回避先を塞ぎ、大型GNフィンファングを砲として固定運用しつつ、近接では大型GNビームサーベルで押し切り、搦め手としてエグナーウィップで拘束まで完結させる重武装だ。

この対戦での最適解はキャノン形態で面制圧を厚くして「直線突進」を許さず、相手が角度を付けた瞬間にフィンファングを刺しへ切り替えて接近角度を潰し、近距離に入られたらガンダム形態で大型GNビームサーベルとエグナーウィップの二段で刈り取る距離管理になる。

パイロット

グラハム・エーカー

グラハムは機体性能差を技量と執念で埋めることに長け、相手の一手を見てから対応するのではなく「来るべき手」として先に置く剣客で、遮蔽物がない空間ほど読み合いが純化して強みが露出する。

この戦いでの立ち回りは、GNベイオネット(ライフル)で射線を刻んで相手の形態選択を誘導し、最初の致命線だけをGNシールドで消し、局所トランザムは接近のためではなく斬撃成立のために温存して「一撃で終わる間合い」へ戦場を折り畳むことに収束する。

リボンズ・アルマーク

リボンズは戦闘を優位の証明として扱い、射撃と遠隔兵装で相手の反応を計測しながら、勝てる形を確定させてから最も屈辱的な順序で押し潰す冷酷な合理性を持つ。

この対戦での立ち回りは、GNフィンファングで回避先を先に塞ぎ、GNバスターライフルで「避けたくなる方向」へ圧を掛け、近距離に来た瞬間だけエグナーウィップで拘束して大型GNビームサーベルの叩き込みへ繋ぐ流れだが、相手が局所トランザムで拘束成立の芯をずらすと勝ち筋が細る。

ガンダムエクシアリペアIV vs リボーンズガンダム|一騎討ちシミュレーション

序盤戦

中距離で互いの照準が重なると同時にリボーンズは小型GNフィンファングを散開させて空間を格子状に区切り、GNバスターライフルの一撃で「盾を出さざるを得ない角度」を作って主導権を奪いに来る。

エクシアリペアIVはGNベイオネット(ライフル)で短く刻みながらGNシールドを前へ出し、粒子の浪費を避けつつフィンファングの収束点だけを視線で追い、「通る道」ではなく「通す瞬間」を探して推進の溜めを作る。

最初の交差でグラハムは「この気持ち……まさしく愛だ!」と宣言して撃ち合いを拒み、弾幕が完成する前の隙へ角度を付けた突進を差し込んで主戦場を近距離へ寄せに行く。

中盤戦

リボーンズはキャノン形態へ寄せて大型GNフィンファングを砲として固定し、GNバスターライフルの射線と重ねて「避けた先にもビームがある」状況を作り、接近ルートそのものを一本道に削り込む。

エクシアリペアIVはGNシールドで致命線だけを潰しながら慣性を一度殺し、GNベイオネット(ソード)を投げ込むように振ってフィンファングの軌道制御へ乱れを作り、そこで初めてGNタチの柄へ指を掛けて抜刀の角度を確定する。

リボンズがエグナーウィップの射程へ誘い込んで拘束に入った瞬間、グラハムは局所トランザムを左腕だけに点火して赤い残像で拘束の芯をずらし、GNタチの抜刀線を右肩アームと武装の基部へ一直線に通して「次の一手」を消しに行く。

終盤戦

武装の軸を一部削られたリボーンズはガンダム形態に戻して大型GNビームサーベルを展開し、GNフィンファングを「壁」ではなく「刺し」へ変えて近接での主導権奪回に踏み込む。

エクシアリペアIVはGNタチの間合いで勝負しつつGNベイオネット(ライフル)で牽制弾を置き、踏み込みのテンポを半拍遅らせてから局所トランザムを「斬る瞬間」だけ再点火し、切り返し速度で大型GNビームサーベルの根元と肘側の可動域を狙う。

リボンズがトランザムで機体全体を赤く染めて押し込みに来ても、グラハムは真正面で張り合わずGNシールドで最短の照射だけを受け流し、残像の嵐が収束する「終わり際」だけを斬撃の着弾点として固定する。

決着

トランザムの赤が薄れた刹那、リボンズは「そうさ……そうでなければ、僕が造られた意義がない!」と言い切ってGNバスターライフルを前へ突き出し、距離を押し返すための高出力射撃へ移ろうとする。

だがその瞬間こそグラハムが待っていた硬直で、エクシアリペアIVの左腕だけが局所トランザムで赤く灼けて推力が跳ね上がり、視界外へ半歩ずれた機体がGNシールドごとライフルの軸線を外し、GNタチの抜刀が銃身を斜めに断って粒子の尾を散らす。

切断で生じた一瞬の空白へグラハムは身体を滑り込ませ、GNベイオネット(ソード)で大型GNビームサーベルの肘側を押さえて刃の伸びを封じ、GNタチの返しで胸部装甲の継ぎ目を開くように裂き、最後はコクピットブロックへ刃先を沈めて姿勢制御と出力が同時に失われたところで完全停止に持ち込む。

ガンダムエクシアリペアIV vs リボーンズガンダム|勝敗分析

勝敗判定

勝者はガンダムエクシアリペアIV(グラハム・エーカー)だ。

想定勝率はエクシアリペアIV 58%:リボーンズガンダム 42%だ。

勝因分析

  • 局所トランザムを「移動」ではなく「斬撃成立」の瞬間に集中させ、中距離からでも一撃の確度を最大化できる。
  • GNタチ+GNベイオネットの組み合わせで、フィンファングの間合いを「切り払える距離」へ変換できる。
  • 形態切替と再照準の刹那に生じる硬直を、短手数の抜刀線で狩れる。
  • GNシールドが最初の致命弾だけを消す壁として機能し、近接へ移行する猶予を作る。
  • グラハムの近接志向が勝負の手数を減らし、総合スペック差を発揮させる時間を奪う。

ガンダムエクシアリペアIV vs リボーンズガンダム|異なる条件の場合

宇宙戦・近距離開始

近距離開始ならエクシアリペアIVの勝率が上がり、開幕のGNタチ抜刀とGNベイオネット追撃でリボーンズの距離管理が成立する前に主導権を奪える。

リボーンズは大型GNビームサーベルとエグナーウィップで即座に拘束へ移れるが、エクシアリペアIVの局所トランザムは「掴まる瞬間」だけを消して刃を通す用途に噛み合い、近距離ほどこのズレが致命傷になる。

結論として近距離宇宙戦はエクシアリペアIV有利で、想定勝率は65%に傾き、勝ち筋は「初動で武装の軸を折る→二手目でコクピットへ通す」の短手数に収束する。

宇宙戦・遠距離開始

遠距離開始ではリボーンズがGNフィンファング散開とキャノン形態の砲撃で空間を面制圧でき、エクシアリペアIVの接近ルートが削られて強行突破の負担が跳ね上がる。

局所トランザムは強烈だが、遠距離から照射・単発・追いフィンファングを重ねられると点火を早めに切らされやすく、最後の踏み込みで切り札が枯れる展開になりがちだ。

結論として遠距離宇宙戦はリボーンズ有利で、想定勝率はエクシアリペアIV 30%まで落ち、勝ち筋は「収束の薄い帯を読む最短角度の突破」一本になる。

地上戦

地上戦で遮蔽物なしだと、リボーンズは高度差と地表近くの視界制限を利用して射線を作りやすく、GNバスターライフルとフィンファングの重ね掛けが刺さる。

一方でエクシアリペアIVも、地上の慣性制約を逆手に取って踏み込み角を読みやすくでき、局所トランザムの瞬間加速で地表スレスレの死角へ滑り込めれば勝ち筋は残る。

結論として地上戦は微不利〜五分で、想定勝率はエクシアリペアIV 45%だが、近距離へ持ち込めた瞬間の逆転力は宇宙戦以上に鋭い。

ガンダムエクシアリペアIV vs リボーンズガンダムに関するQ&A

Q1:局所トランザムは通常のトランザムと何が違うのか

局所トランザムは機体全体の出力を押し上げるのではなく、エクシアリペアIVでは左腕という一点で推力・防御・出力を瞬間的に跳ね上げ、斬撃成立の瞬間だけ性能差をひっくり返すための機構として機能する。

この性質は、弾幕を抜けるために常時加速するのではなく、斬撃が届く瞬間にだけ加速と防御を重ねる運用と相性が良く、結果として粒子消費と被弾リスクの両方を抑えたまま「当てる一撃」へ収束できる。

一方で局所ゆえに継戦や長距離の連続回避には向きにくく、遠距離開始や面制圧が濃い状況では点火のタイミングを読まれた瞬間に苦しくなる弱点も抱える。

Q2:リボーンズのGNフィンファングは接近側にとってどれほど脅威か

GNフィンファングは遠隔操作で射線を増やし、回避先を先に塞げるため、遮蔽物なしの宇宙戦では「避けるほど追い込まれる」圧を作れる兵装だ。

特にキャノン形態では大型GNフィンファングを砲として運用でき、GNバスターライフルと合わせて中〜遠距離の面制圧を厚くできるため、接近機は接近ルートそのものを制限されやすい。

ただしフィンファング運用は収束点と射線の重ね方に癖が出やすく、そこを読む相手には、あえて薄い帯へ飛び込み短手数で本体へ斬撃を通される危険がある。

Q3:エクシアリペアIVのGNタチは、この対戦で何を変えるのか

GNタチは実体剣としての斬撃軸を持ち、ビーム偏重の相手に対して装甲の継ぎ目を裂くという現実的な破壊イメージを成立させやすく、抜刀から一撃までが短いのが強みになる。

さらにGNベイオネットという可変武装を同時に持てるため、射撃でテンポを作ってから一瞬で斬撃へ移り、相手の大型GNビームサーベルの踏み込みに対して先に刃を置く戦い方が可能になる。

この対戦ではリボーンズの武装が多いほど持ち替えの刹那が生まれやすく、GNタチの短手数と局所トランザムの瞬間加速が噛み合うほど世代差を覆す局面が増える。

Q4:リボーンズ側が最も安全に勝つにはどう立ち回るべきか

最も安全なのは遠距離寄りに始め、キャノン形態で大型GNフィンファングを砲運用しつつGNバスターライフルで接近角度を潰し、相手の局所トランザムを使わせてから距離を保つことだ。

接近を許す場合でもガンダム形態へ戻して大型GNビームサーベルとエグナーウィップの拘束→斬撃を徹底し、斬り合いを長引かせず掴んで終わらせる思想で戦うのが損が少ない。

逆に余裕を見せてフィンファングを段階投入すると、短手数に特化したエクシアリペアIVに硬直の刹那だけを狩られ、そこから雪崩式に武装の軸を折られてしまう。

Q5:このカードで「中距離開始・遮蔽物なし」が勝敗へ与える影響は何か

遮蔽物なしは本来、面制圧と遠隔兵装を持つリボーンズが有利になりやすいが、中距離開始だと接近側にも到達までの手数が少ない利点が生まれ、最初の一撃が通れば戦場が一気に近距離へ収束する。

中距離はGNバスターライフルの圧が最大化する距離である一方、エクシアリペアIVの局所トランザムも点火してから斬撃が届く距離として噛み合いやすく、互いの必殺が同時に成立する危険地帯になる。

そのため勝敗は総合スペックより「最初に致命線を外した側が次の一手を取れるか」に寄り、ここでグラハムの読みと短手数の剣が機体差を食い破る余地が最大になる。

まとめ|ガンダムエクシアリペアIV vs リボーンズガンダム

  • 中距離・遮蔽物なしはリボーンズの面制圧が強いが、同時にエクシアリペアIVの短手数接近も成立する。
  • エクシアリペアIVの勝ち筋はGNタチとGNベイオネットで武装の軸を折り、短手数で本体へ通すことだ。
  • 局所トランザムは斬撃成立の瞬間に性能差をひっくり返す切り札になる。
  • リボーンズはGNバスターライフルとGNフィンファングで回避先を塞げるのが最大の強みだ。
  • 近距離のリボーンズは大型GNビームサーベルとエグナーウィップが脅威になる。
  • 遠距離開始へ変わるほどリボーンズ有利が大きくなる。
  • 近距離開始へ変わるほどエクシアリペアIV有利が大きくなる。
  • 地上戦(遮蔽物なし)は射線管理がしやすいぶんリボーンズがやや得をする。
  • 本戦の想定勝率はエクシアリペアIV 58%で、鍵はトランザム終わり際の硬直を狩れるかだ。
  • 決着はGNバスターライフルの軸を折ってからコクピットへ刃を通す一撃の形に収束する。