宇宙空間、デブリなどの遮蔽物は一切なし、距離は中距離固定で戦端が開くという条件では、先に「射線を確保した側」がそのまま主導権を握りやすい。
ただし本戦は、片や非戦闘用の惑星探査機でありながら「ヴォワチュール・リュミエール」展開時に周囲へ発生するリング状ビームを切断兵器に転用できるスターゲイザー、片や近接戦闘に振ったノワールストライカーで撃ち・刺し・拘束を同時に成立させるストライクノワールという、性格が真逆の組み合わせになる。
遮蔽物がない以上、ストライクノワールは「M8F-SB1 ビームライフルショーティー」と「MAU-M3E4 2連装リニアガン」で中距離から面制圧し、EQS1358 アンカーランチャーで“逃げ”を殺して距離を詰めるのが最短の勝ち筋になる。
一方のスターゲイザーは、専用武装を持たない前提のまま「高Gの推力を長時間発生」させるリング機構と、展開時リング状ビームの“触れたら終わり”の接触拒否で、ノワールの近接戦闘そのものを成立させない方向に盤面をひっくり返すことが勝ち筋になる。
戦力分析
機体
スターゲイザーガンダム
スターゲイザーはDSSDが火星以遠の探査を目的に開発した非戦闘用MSで、最大の武器は兵装ではなく惑星間推進システム「ヴォワチュール・リュミエール」が生む長時間・高Gの加速と、無人運用も視野に入れた高い自律性だ。
この対戦では、ビームガンKSM71/Jのような携行火器があっても主役にはならず、むしろヴォワチュール・リュミエール展開で機体周囲に発生するリング状ビームを切断兵器として「当たり判定の壁」に変換し、ノワールのアンカーやフラガラッハ3の突入ラインを物理的に潰す立ち回りが核心になる。
ストライクノワール
ストライクノワールは、ストライクEをベースにノワールストライカーを装備し、V.P.S.装甲やパワーエクステンダーで防御と稼働を底上げしつつ、操作系の改良で“切り結ぶ”速度を上げた近接強化機だ。
この対戦の立ち回りは明快で、M8F-SB1 ビームライフルショーティーでスターゲイザーのセンサーと手足を刻み、MAU-M3E4 2連装リニアガンで姿勢制御スラスターを割り、EQS1358 アンカーランチャーで拘束した瞬間にMR-Q10 フラガラッハ3ビームブレイドを通して“終わらせる”のが最適解になる。
パイロット
セレーネ&ソル
セレーネ・マクグリフはDSSD側の技術者で、ソル・リューネ・ランジュはテストパイロットとしてスターゲイザー計画の中枢にいる人物であり、純軍人の撃ち合いではなく「機体の特性を、目的に合わせて最大化する」発想で戦場を組み替えるタイプになる。
一騎討ちでの立ち回りは、射撃勝負を捨ててでもヴォワチュール・リュミエールの展開タイミングを最短化し、AIの予測回避と自己修復系の運用で被弾を“致命傷にしない”ように抑え込みつつ、リング状ビームの射程内に相手を押し込む「接触拒否の押し相撲」に持ち込むことになる。
スヴェン・カル・バヤン
スヴェンはファントムペイン所属で、厳しい教育のもと命令遂行を最優先する戦闘者であり、精神操作や肉体改造を受けない層の中でも最優秀グループとされる“作戦の刃”だ。
この対戦の立ち回りは、スターゲイザーが非戦闘用である事実に寄りかからず、リング状ビームが出る前にM2M5 トーデスシュレッケン12.5mmとビームライフルショーティーで四肢を削り、アンカーで姿勢を奪ってからフラガラッハ3で“コクピットに届く角度”を作るという、最短の殺し筋を機械のように積み上げる形になる。
スターゲイザーガンダム vs ストライクノワール|一騎討ちシミュレーション
序盤戦
中距離で向かい合った瞬間、スヴェンは間合いを測る前に引き金を落とす速度で「ストライクノワール………戦闘を開始する」と切り替え、M8F-SB1 ビームライフルショーティーの連射でスターゲイザーの頭部センサーと肩口を“面”で叩きにいく。
スターゲイザーは正面回避では射線に飲まれるため、AIの予測回避で加速度ベクトルを細かく折り、ビームガンKSM71/Jの牽制は捨ててでも「被弾の部位」を装甲の厚い胴体側へ寄せるように姿勢制御を優先する。
ノワールはそこでMAU-M3E4 2連装リニアガンに切り替え、初速で逃げ角を潰しながら、EQS1358 アンカーランチャーの射出準備を“両掌・両爪先・踵裏”の内蔵基から同時進行で走らせて、回避の先に拘束を置く布陣を組む。
中盤戦
スターゲイザーが耐えるほどに不利になるのは火力差ではなく「拘束される確率」なので、ここでセレーネ&ソルはヴォワチュール・リュミエールの可変アームを展開し、リング構造体の発光と同時に機体周囲へリング状ビームを立ち上げて、近づくほど危険度が跳ね上がる接触拒否の領域を作る。
ノワールは距離を詰めたいが、リング状ビームの内側へ突入する角度が限定されるため、EQS1358T(ストライカー側)アンカーを遠投してスターゲイザーのリング外縁に“引っかけ”、引き寄せではなく「回転」を与えて姿勢を乱し、リングの安全域が崩れる瞬間を作りにいく。
しかしスターゲイザーはリング機構そのものが推進系でもあるため、乱された姿勢のままでも高G推力でベクトルを強引に上書きし、ノワールの想定した“突入口”をずらし続けて、リニアガンの弾線をかすらせても致命角を渡さない。
終盤戦
ノワールは被弾ゼロのまま戦う発想を捨て、M8F-SB1を片手に残しつつ、もう片手をフリーにしてアンカーとフラガラッハ3の同時成立へ移行し、まずM2M5 トーデスシュレッケン12.5mmでリング可変アームの関節部を“削って止める”狙いに切り替える。
スターゲイザーは関節を撃たれるほどリングの形状安定が落ちるため、ここで「無人運用も想定」された自律性を最大限に使い、リングを“盾”として固定せず、あえて機体周囲で偏らせてノワールの射線を誘導し、当たる弾と当たらない弾を選別しながら距離を押し返す。
ノワールが勝負所としてアンカーを打ち込みに来た瞬間、スターゲイザーはリング状ビームを切断兵器として“ワイヤーの進路上”へ滑り込ませ、EQS1358の強靭な単分子繊維を狙って焼き切ることで拘束の成立そのものを破壊し、近接戦の入口を閉じる。
決着
ノワールが最後に選ぶのは正面突破で、MAU-M3E4の連射でリングの外縁を薄く削りつつ、MR-Q10 フラガラッハ3ビームブレイドを“進路上に置く”ように構えてスターゲイザーの回避先を限定し、突入角が生まれた一瞬を刺しにいく。
その一瞬、ソルは躊躇なく「加速しろ!スターゲイザー!」と叫び、ヴォワチュール・リュミエールの高G推力を最大に振り切って機体を“逃げ”ではなく“横滑りの突進”に変換し、ノワールのフラガラッハ3が通るはずだった空間へリング状ビームの刃をねじ込む。
リング状ビームはノワールの左ウイング基部とMAU-M3E4の片側をまとめて灼き切り、続く慣性でV.P.S.装甲の黒い外装が剥離するように裂け、姿勢制御を失ったノワールはスラスターの噴射が空転して回頭不能に陥ったところへ、スターゲイザーが至近距離でビームガンKSM71/Jをセンサー部へ叩き込んで完全に戦闘不能へ落とす。
スターゲイザーガンダム vs ストライクノワール|勝敗分析
勝敗判定
勝者はスターゲイザーガンダムで、同条件の想定勝率はスターゲイザー55%:ストライクノワール45%と読む。
勝因分析
- ヴォワチュール・リュミエールが「長時間の高G推力」を生み、遮蔽物ゼロの中距離戦で“射線管理”そのものを無効化しやすい。
- 展開時リング状ビームを切断兵器に転用でき、アンカー拘束とフラガラッハ3の勝ち筋に「近づけない理由」を作れる。
- 自己対話型AIと無人運用想定の自律性が、スヴェンの“最短手順”に対して回避ベクトルを機械的に更新し続ける。
- ノワール側の主火器が近接戦特化で、有効射程の長い決定打を作りにくく、リング展開までの時間を稼がれやすい。
- 最後は「拘束→斬る」ではなく「斬って姿勢を殺す」側が勝つ形になり、リング状ビームが先に成立した時点で盤面が確定しやすい。
スターゲイザーガンダム vs ストライクノワール|異なる条件の場合
宇宙戦・近距離開始
近距離開始だと、スターゲイザーがリング状ビームを展開する前に、ノワールのEQS1358 アンカーランチャーが“当たり判定の早さ”で先に成立しやすく、初手拘束からMR-Q10 フラガラッハ3ビームブレイドへ直結する。
スターゲイザーは高G推力が武器だが、近距離では加速の立ち上がり自体がリスクになり、回避ベクトルを折る前にビームライフルショーティーとトーデスシュレッケンで可変アームや頭部を削られてリングの形状が崩されやすい。
したがって勝敗予想はストライクノワール優勢で、想定勝率はノワール60%:スターゲイザー40%に傾く。
宇宙戦・遠距離開始
遠距離開始だとノワールはM8F-SB1 ビームライフルショーティーの射程・威力の都合で“削り”はできても決定打が作りにくく、むしろスターゲイザーにリング展開と加速の助走時間を与える。
スターゲイザーはリング機構で推力エネルギーへ転化しつつ高G推力を長時間発生できるため、遠距離ほど相対速度を上げて射線を崩し、ノワールの弾道計算そのものを破綻させやすい。
勝敗予想はスターゲイザー有利で、想定勝率はスターゲイザー65%:ノワール35%と読む。
地上戦
地上戦だとスターゲイザーの設計思想である惑星間推進・深宇宙航行の強みが相対的に目減りし、リング状ビームの“接触拒否”は強力でも、運動の自由度が落ちてノワールのアンカー拘束が通りやすくなる。
ノワールはV.P.S.装甲とパワーエクステンダーで稼働と防御を確保しつつ、リニアガンとグレネードランチャー併用の圧でスターゲイザーを“位置固定”へ追い込み、アンカーを地形へも刺して引き倒す戦い方ができる。
勝敗予想はストライクノワール有利で、想定勝率はノワール65%:スターゲイザー35%になる。
スターゲイザーガンダム vs ストライクノワールに関するQ&A
Q1:スターゲイザーは「非戦闘用」なのに、なぜ勝ち筋が成立するのか
スターゲイザーは非戦闘用で専用武装を持たない一方、ヴォワチュール・リュミエール展開時に周囲へ発生するリング状ビームを切断兵器へ転用できるため、武装がなくても“近づけない領域”を作れる。
遮蔽物ゼロの宇宙戦では、相手の射線を切るより「相手の突入線を消す」ほうが効果が高く、リング状ビームはアンカーや格闘のラインを物理的に潰してノワールの勝ち筋を細らせる。
さらに無人運用も想定された自律性とAIが、回避ベクトルの更新と損傷管理を機械的に続けるため、“一発で終わらせる”以外の勝ち筋を持ちにくいノワールに対して粘り勝ちが成立しやすい。
Q2:ノワールのアンカーランチャーは、リング状ビームにどこまで通用するのか
EQS1358 アンカーランチャーは多点内蔵で多彩な運用が可能で、ワイヤーも高強度に設計されているため、通常の機体相手なら拘束の決定打になり得る。
だが本戦では、ワイヤーを“対象へ届かせる”までの空間にリング状ビームの刃が存在し得るため、アンカーが刺さるより先にワイヤーが切断されるリスクが常に付きまとう。
ゆえに通用させるには、トーデスシュレッケンやリニアガンでリング機構の姿勢を崩し、リングの密度が落ちた瞬間にだけアンカーを通すという、火器連携の前提が必要になる。
Q3:ノワールが中距離開始で最初に狙うべき部位はどこか
最優先はスターゲイザーの頭部センサーと、ヴォワチュール・リュミエールへ繋がる可変アーム周辺で、ここを削れればリング展開の安定性を落とせる。
手順としては、M8F-SB1 ビームライフルショーティーで頭部を刻んで索敵能力を落とし、MAU-M3E4 2連装リニアガンで関節部の“当たりやすい角”を作り、最後にアンカーで姿勢を奪うのが合理的だ。
逆に胴体へ漫然と撃つだけでは、スターゲイザー側がベクトル更新で被弾を散らしてリング展開まで粘りやすく、火力差を押し付けたはずが時間稼ぎに付き合わされる。
Q4:スターゲイザー側は、ビームガンKSM71/Jをどう使うべきか
ビームガンKSM71/Jは手堅い牽制にはなるが、ノワールのV.P.S.装甲や格闘装備を止める主役にはなりにくいので、撃ち合いの“勝ち”を狙うより作戦上の補助に徹するべきだ。
具体的には、リング展開までの時間稼ぎとしてノワールのセンサーへ瞬間照射し、回避行動の質を落としてリニアガンの射線を乱す目的で使うのが最も効果が高い。
決着段階では、リング状ビームで姿勢制御を奪った後に“止め”としてセンサーや武装腕を焼き、戦闘不能を確定させるフィニッシャーとして使うのが最適になる。
Q5:スターゲイザーのAI・自律性は戦闘でどれほど効くのか
スターゲイザーは自己対話型複列分散処理AIユニットや自己修復型マイクロマシナリーの導入が示され、無人運用も想定されているため、損傷の把握と回避ベクトルの更新を高速に回せる土台がある。
一騎討ちでは、相手の射線に対して“完全回避”ではなく“致命傷回避”へ最適化し、被弾を許容してでもリング展開までの工程を守るという、有人の恐怖を薄めた判断が通りやすい。
ただしAIが万能なわけではなく、近距離開始でアンカー拘束が先に成立するような局面では、物理的に自由度が奪われるため自律性の利点が一気に減衰する。
Q6:ノワールの「近接特化」は、なぜ今回の条件だと弱点にもなるのか
ノワールはビームライフルショーティーやフラガラッハ3で近接戦闘の瞬発力を高めているが、その強みは「近づける」ことが前提になる。
遮蔽物ゼロの中距離開始では、近づく過程がまるごと相手の拒否領域に晒され、スターゲイザーがリング状ビームを切断兵器に転用できる以上、突入の角度が限定されて“読み負け”のリスクが跳ね上がる。
つまりノワールは、得意な距離へ入るほど危険が増える逆転現象を抱えやすく、火器優位で押すほどスターゲイザーに“リング展開の時間”を与えてしまうと勝ち筋が細る。
Q7:この対戦で「最も重要なタイミング」はどこか
最重要はスターゲイザーがヴォワチュール・リュミエールを展開し、リング状ビームを“切断兵器として機能する密度”で維持できるかどうかの一点だ。
ノワール側はその前に、頭部センサー破壊か可変アームの損傷でリングの安定性を落とし、アンカー拘束を通す一瞬を作れれば、フラガラッハ3で一気に勝敗を固定できる。
逆にリングが安定してしまえば、ノワールは突入角を失い続けるため、勝負は“火力”ではなく“空間制圧の形状”で決まる局面へ移行していく。
まとめ|スターゲイザーガンダム vs ストライクノワール
- 宇宙・遮蔽物なし・中距離開始では、射線よりも「突入線の管理」が勝敗を左右する。
- ストライクノワールは近接特化の装備体系で、拘束から斬撃へ繋ぐ最短手順が強い。
- M8F-SB1 ビームライフルショーティーとMAU-M3E4 2連装リニアガンは中距離の主導権を握る要だ。
- EQS1358 アンカーランチャーが通れば、フラガラッハ3が決定打になる。
- スターゲイザーは非戦闘用だが、ヴォワチュール・リュミエールの高G推力が戦術そのものを変える。
- リング状ビームを切断兵器へ転用でき、近接戦の入口を閉じられる。
- AIと自律性が、致命傷を避けながらリング展開まで粘る戦いを支える。
- 本条件の勝敗はスターゲイザー55%:ノワール45%でスターゲイザーが僅差で上回る。
- 近距離開始や地上戦では、アンカー拘束が通りやすくノワール優勢に傾く。
- 遠距離開始ではスターゲイザーが助走を得て優勢になりやすい。
おすすめ!!「セレーネ&ソル搭乗スターゲイザーガンダムのIF対戦一覧表」はこちら!
こちらも要チェック!!「スウェン・カル・バヤン搭乗ストライクノワールのIF対戦一覧表」はこちら!






