宇宙空間、デブリなどの遮蔽物なし、中距離始動という条件では「先に射線と間合いを支配した側」がそのまま主導権を握り続ける戦いになる。
デスティニーガンダムSpecⅡは高機動で懐へ潜り込み、アロンダイト、フラッシュエッジ2、パルマフィオキーナ、M2000GXで急所を穿つ“短時間決着”を最短手として選ぶ。
デストロイガンダムは陽電子リフレクター(シュナイドシュッツSX1021)と全身砲門の面制圧で「近づかせない」「近づいても焼き払う」を押し付け、MS形態とMA形態を切り替えながら“撃ち続ける要塞”として振る舞う。
結論から言えば、遮蔽物ゼロの宇宙で中距離から始まっても、勝敗は「デスティニーSpecⅡがリフレクターの穴を作る手順を確立できるか」「デストロイが“最強火器の初動”を成立させるか」の一点で決まる。
戦力分析
機体
デスティニーガンダムSpecⅡ
デスティニーガンダムSpecⅡはデスティニーを改修し動力強化とコクピットの全天周モニター化、VPS装甲の継続採用で“見える・追える・振り切れる”の総合値を引き上げた格闘寄り万能機で、武装はアロンダイト、フラッシュエッジ2、パルマフィオキーナ、MA-BAR73/S高エネルギービームライフル、M2000GX高エネルギー長射程ビーム砲、ビームシールド/アンチビームシールドといった「単機で戦域を完結させる」構成のまま出力と運用性が上がっている。
この対戦での立ち回りは、M2000GXでデストロイの砲口群(ネフェルテム503やスーパースキュラ周辺)を削りつつフラッシュエッジ2の投擲で“リフレクター発生器の配置”を割り出し、最後に高速接近からパルマフィオキーナを“コクピット相当区画”へ叩き込む順番が最も現実的で、実際にパルマフィオキーナはデストロイのコクピットを一撃で撃ち抜く描写が言及されるほど貫徹力の扱いが特別だ。
デストロイガンダム
デストロイガンダムは全高56.30m級の巨大可変機で、スーパースキュラ(胸部1580mm複列位相エネルギー砲)、アウフプラール・ドライツェーン(背部高エネルギー砲)、ネフェルテム503(フライトユニット円周の熱プラズマ複合砲)、ツォーンmk2(顔面口部)、MJ1703スプリットビームガン、マーク62多目的ミサイル、そして陽電子リフレクター発生器(シュナイドシュッツSX1021)まで備え、文字通り「一機で艦隊も都市も焼く」戦略火力を前提に成立している。
この対戦での立ち回りは、開幕でMA形態寄りの姿勢に寄せてアウフプラール・ドライツェーン+ネフェルテム503の扇状掃射を張り、接近軸が見えた瞬間にシュナイドシュッツSX1021で“ビームを無効化する壁”を置き、残った実体の脅威(近接突入)にはシュトゥルムファウスト(両腕部飛行型ビーム砲)やミサイルで“進路自体を爆炎で消す”のが理想だ。
パイロット
シン・アスカ
シンは反射神経と近接の読み合いで勝ち筋を組み立てるタイプで、機体性能を限界まで振り切って「速い突入→急所破壊→離脱」を繰り返し、相手が巨体であればあるほど“当てる場所を選べる”という利点を最大化する。
この対戦では、デストロイの“面制圧”が完成する前にM2000GXとMA-BAR73/Sを撃ち込み、フラッシュエッジ2で砲門・センサー・リフレクター発生器の反応を炙り出してから、アロンダイトを抜くタイミングを「相手が照射で硬直した瞬間」に合わせるのが勝ち筋になり、感情が臨界に達すれば判断と加速はさらに鋭くなる。
ステラ・ルーシェ
ステラはエクステンデッドとして“恐怖と命令”に引きずられやすく、デストロイという機体が要求する複雑な火器管制を支える一方で、精神の揺れがそのまま攻撃の粗さと照準の乱れに直結する危うさを抱える。
この対戦では、初動で「敵を遠ざける」ことに成功すればネフェルテム503の首振り照射やスーパースキュラの斉射でデスティニーSpecⅡの回避先を潰せるが、逆に一度でも懐を取られて“見上げる距離”に入られると、巨体ゆえに射角の死角が増え、リフレクターの運用も“間に合わない一拍”が致命傷になる。
デスティニーガンダムSpecⅡ vs デストロイガンダム|一騎討ちシミュレーション
序盤戦
中距離で相対した瞬間、デストロイは胸部スーパースキュラとフライトユニット円周のネフェルテム503を同時に“面”で展開し、空間そのものを焼き払う帯状のビームでデスティニーSpecⅡの回避先を先読みして塞ぎにかかる。
デスティニーSpecⅡはビームシールドとアンチビームシールドを“見せ盾”として立てながら、MA-BAR73/Sを断続で撃って砲口の反応速度を測り、すぐにM2000GXへ持ち替えて「当てる」のではなく「撃たせて硬直させる」ための挑発射を入れる。
デストロイが陽電子リフレクター(シュナイドシュッツSX1021)を前面に張った瞬間、デスティニーSpecⅡはフラッシュエッジ2を“弧を描く外周”へ投げて反応点を探り、ビームが弾かれる角度と発生器の配置を体で覚えにいく。
中盤戦
デストロイは距離を維持したままアウフプラール・ドライツェーンの長射程照射に切り替え、ネフェルテム503の首振り掃射とミサイルで“回避のリズム”を崩し、デスティニーSpecⅡの突入角が固定される瞬間を待つ。
デスティニーSpecⅡは突入を焦らず、M2000GXを折り畳み展開→一発→即収納というテンポで撃ち返し、砲撃の反動でデストロイの姿勢がわずかに沈むタイミングを見て“その一拍”だけ前進量を増やし、リフレクターが再展開する前に距離を詰める。
ここでシンは通信を開き、躊躇を振り払うように「君は俺が守るから!」と叫んでスロットルを踏み込み、フラッシュエッジ2を左右から同時に走らせてシュナイドシュッツSX1021の“向き”を強制的に振らせる。
終盤戦
デストロイは接近を許したと悟ると、スーパースキュラの射角を捨ててでもMJ1703スプリットビームガンとツォーンmk2を前面に集中させ、さらにシュトゥルムファウストで“機動する盾”を飛ばして進路を塞ぎ、至近距離を爆炎と照射で埋め尽くす。
デスティニーSpecⅡはビームシールドを短く張って一度だけ“受け”を作り、受けた反動で横へ滑りながらアンチビームシールドを畳んで姿勢を低くし、アロンダイトを抜かずにパルマフィオキーナの射角だけを確保して「盾の裏から撃つ」体勢へ切り替える。
フラッシュエッジ2がリフレクターの死角を一瞬だけ作った刹那、デスティニーSpecⅡは推進で“真下から頭部方向へ”軸をずらし、巨大機の死角に入ったまま掌を突き出してパルマフィオキーナをチャージし、狙いを「装甲」ではなく「内部区画の連結線」に定める。
決着
デストロイは最後の防壁としてシュナイドシュッツSX1021を再展開するが、巨体ゆえに発生器の向きを揃える“わずかな遅れ”が生まれ、ビームの壁が完全に閉じる前にフラッシュエッジ2が発生器の一角へ食い込み、バランスを崩した瞬間だけ防御面に綻びが走る。
その綻びへシンは機首を突っ込むように滑り込み、至近距離でパルマフィオキーナを零距離発射して内部へ“焼き抜きの針”を通し、続けてMA-BAR73/Sを同一点へ重ねて導線を溶断し、火器管制の同期が崩れたところへアロンダイトの一閃で外装ごと切り裂いて爆発を外へ逃がす。
爆炎が収まる直前、コクピット回線に微かな声が乗り、ステラがか細く「シン…好き…」と呟いたところで反応は途絶え、デストロイは推進を失って巨体のまま回転しながら暗闇へ沈んでいく。
デスティニーガンダムSpecⅡ vs デストロイガンダム|勝敗分析
勝敗判定
勝者はデスティニーガンダムSpecⅡ(シン・アスカ)で、想定勝率は65%前後とする。
勝因分析
- デスティニーSpecⅡは動力強化とコクピット更新で高機動近接の成立率が上がり、遮蔽物なしでも“間合いを奪う一手”を通しやすい。
- フラッシュエッジ2の投擲でリフレクターの配置と向きを揺さぶり、「完全防御が揃う前の穴」を作れる。
- デストロイは砲門が多い反面、火器管制が複雑で近接戦は不得手という弱点が“遮蔽物なしの宇宙”で逆に目立つ。
- パルマフィオキーナは近距離での決定力が高く、デストロイ級の急所へ通れば一撃で戦闘継続を断てる。
- ステラはエクステンデッドとして精神の揺れが出やすく、判断の一拍の遅れがリフレクター再展開や照準修正の遅延として致命傷になりうる。
デスティニーガンダムSpecⅡ vs デストロイガンダム|異なる条件の場合
宇宙戦・近距離開始
近距離開始ならデスティニーSpecⅡの勝率はさらに上がり、開幕からビームシールドとアンチビームシールドで“最初の一射”をいなしつつ、フラッシュエッジ2を投げずとも即パルマフィオキーナで急所を狙えるため、デストロイの面制圧が完成する前に勝負が決まりやすい。
デストロイ側はシュトゥルムファウストとMJ1703スプリットビームガンを“自機の周囲”へばら撒いて近接拒否を作るしかないが、巨体ゆえに自爆距離の管理が難しく、爆炎で味方の回避空間も消してしまう構造的な不利を背負う。
結果として近距離宇宙戦の想定勝率はデスティニーSpecⅡが75%程度まで上がり、決着は「パルマの零距離貫通」か「アロンダイトの関節破断」になりやすい。
宇宙戦・遠距離開始
遠距離開始だとデストロイの火力が最大化され、アウフプラール・ドライツェーンとネフェルテム503の重ね掛けで回避ルートを塗りつぶせるため、デスティニーSpecⅡは接近までに被弾・熱量蓄積・姿勢崩しのリスクを背負う。
それでもデスティニーSpecⅡはM2000GXの長射程ビーム砲で“砲撃の反動硬直”を狙い撃ちし、フラッシュエッジ2でリフレクターの角度を崩しながら段階的に距離を詰められるため、遠距離でも一方的に狩られはしない。
この条件の勝率は拮抗してデスティニーSpecⅡ55%:デストロイ45%程度まで寄り、デストロイが一度でも「照射→追撃→照射」を噛み合わせれば逆転の芽が出る。
地上戦
地上戦になるとデストロイは“都市殲滅兵器”としての前提が揃い、地形破壊と爆煙で視界を潰しながらネフェルテム503とミサイルで面制圧を維持できるため、デスティニーSpecⅡは突入経路を限定されやすい。
一方で遮蔽物なしという条件が維持されるなら、デスティニーSpecⅡは地上でも速度差で側面へ回り込みやすく、リフレクターの向きを揺さぶって発生器の穴を作る手順自体は宇宙戦と同じく成立する。
総合すると地上戦の勝率はデスティニーSpecⅡ60%:デストロイ40%程度で、決着は「パルマで内部を焼く」か「関節部をアロンダイトで断って転倒させ、主砲の射角を殺す」展開になりやすい。
デスティニーガンダムSpecⅡ vs デストロイガンダムに関するQ&A
Q1:デストロイの陽電子リフレクターに対して、デスティニーSpecⅡのビーム攻撃はどこまで通るのか?
陽電子リフレクター(シュナイドシュッツSX1021)はビーム・実体弾を問わず鉄壁級の防御として扱われ、正面からの単純なビーム押しでは“弾かれて終わる”可能性が高い。
ただし発生器は配置と向きがあり、全周を完全に同時カバーできるわけではないため、フラッシュエッジ2の投擲や回り込みで「向きを振らせる」「間に合わない一拍を作る」という形で穴が生まれる余地がある。
したがって通し方は“火力で貫く”より“角度とタイミングで避ける”が現実的で、最後の決定打だけをパルマフィオキーナの零距離に寄せるのが最も再現性が高い。
Q2:デストロイの最大火力は何で、どういうタイミングが一番危険か?
デストロイの中核火力はスーパースキュラとアウフプラール・ドライツェーンで、加えてネフェルテム503の多数砲門が“回避先を潰す”役割を担い、これらが同時に噛み合う瞬間が最も危険だ。
特に遠距離〜中距離で「照射の帯」を作られると、機動で逃げるほど次の帯に引っかかるため、回避の成功が“次の被弾”を呼ぶ形になりやすい。
だからこそデスティニーSpecⅡは、被弾覚悟の突入ではなく、M2000GXで撃たせて硬直を作り、帯が張られる前に懐へ潜るテンポ管理が重要になる。
Q3:デストロイは近接戦が本当に弱点なのか?
デストロイは本格的な格闘装備を持たず、近接戦は不得手として弱点が明記される一方で、防御自体は装甲とリフレクターで非常に硬く、単純な斬り合いに持ち込めば返り討ちの危険もある。
近接戦での「弱さ」とは、格闘そのものよりも、巨大機ゆえの死角、砲門の射角制限、火器管制の遅れが積み重なって“最適火力を当てられない時間”が生まれる点にある。
その時間にデスティニーSpecⅡがパルマフィオキーナの零距離や関節破断を通せるかが勝負で、近接=自動的に勝ちではなく“近接で何をするか”が問われる。
Q4:デスティニーSpecⅡ側が最も危険な失敗は何か?
最も危険なのは、リフレクターを過小評価してビームの押し合いに寄ってしまい、接近のための燃料と姿勢制御を削られた状態でネフェルテム503の掃射帯に捕まることだ。
次に危険なのは、アロンダイトを早出しして斬り込み動作で硬直した瞬間にスーパースキュラやツォーンmk2の直線射が重なり、回避不能の一点射線を通される展開だ。
だから勝ち筋は「抜刀の前に穴を作る」「穴が開いた瞬間だけ武器を確定させる」であり、武装の順番を間違えると性能差があっても落ちる。
Q5:もしデストロイが援護機や僚機なしの“完全一騎討ち”でも強みは出るのか?
出る強みは明確で、デストロイは自軍の援護を周囲に置けないほど火力が強烈である一方、単機で艦隊や多数の敵機を消滅させる火力を前提として設計されているため、単騎でも戦線を押し返す力がある。
ただし一騎討ちでは“相手の突入角が読める”代わりに“面制圧の密度を落とせない”ので、射線を張り続けるほど自機の姿勢と向きが固定され、デスティニーSpecⅡの回り込みに対して修正が遅れる矛盾も同時に増える。
結局は、デストロイが遠距離で削り切るか、デスティニーSpecⅡが中距離から突入して穴を作るかの二択に収束し、援護なしだと“ミスの許容量”はデストロイ側が小さくなる。
まとめ|デスティニーガンダムSpecⅡ vs デストロイガンダム
- 宇宙・遮蔽物なし・中距離開始は「射線と間合いの支配」が全てだ。
- デストロイはスーパースキュラ、アウフプラール・ドライツェーン、ネフェルテム503で空間を塗りつぶす。
- デストロイの陽電子リフレクター(シュナイドシュッツSX1021)は正面からのビーム戦を拒否する。
- デスティニーSpecⅡは動力強化と全天周モニター化で“突入の成立率”が上がる。
- デスティニーSpecⅡの勝ち筋は「穴を作る→零距離で急所を穿つ」の短手順だ。
- フラッシュエッジ2はリフレクターの向きを揺さぶる“穴作り”に向く。
- パルマフィオキーナは決定力が高く、急所に通れば巨体相手でも戦闘継続を断てる。
- 中距離開始の想定勝率はデスティニーSpecⅡが優勢(約65%)だ。
- 近距離開始ならデスティニーSpecⅡがさらに有利で、遠距離開始ならデストロイが巻き返す。
- 決着は「リフレクターの一拍の遅れ」を突いた零距離の貫通が最も現実的だ。
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