宇宙空間、遮蔽物なし、中距離開始という“逃げ場のない条件”では、先に主導権を奪った側が、そのまま射線と間合いを固定して勝ち切りやすい。
インフィニットジャスティスガンダム弐式(ZGMF-X191M2)は、新設計ウイングで超高速戦闘に対応し、全天周モニターとVPS装甲を備えた近代改修機で、アスランの剣圧を最大化するための機体だ。
一方のプロヴィデンスガンダム(ZGMF-X13A)は、ドラグーンシステムを中核に、大型ビームライフルとビームサーベル内蔵シールドで“面制圧と一点突破”を両立する重武装の頂点で、ラウの思想と戦術そのものが武装化した存在だ。
両者が中距離で正面遭遇した瞬間から、フォランテス由来の瞬発加速で切り裂くアスランと、ドラグーンの多面射線で縫い止めるラウの「速度対包囲」が、最短で決着に直結する。
戦力分析
機体
インフィニットジャスティスガンダム弐式
弐式はインフィニットジャスティスの改修機で、新設計ウイングが超高速戦闘を支え、全天周モニター化されたコクピットとVPS装甲が情報処理と被弾管理の“底”を引き上げている。
この対戦では、ビームサーベル/ビームシールド/シールド搭載ビームブーメランといった近接寄りの手数を「突入ルート確保」に集中させ、ドラグーンの包囲射線を“盾で受けて進む”のではなく“射線そのものを作らせない速度”で崩すのが立ち回りの核になる。
プロヴィデンスガンダム
プロヴィデンスは無線遠隔操作可能なドラグーンシステムを大型3基・小型8基装備し、大型ビームライフルとビームサーベル内蔵シールドまで揃えた、宇宙戦に特化した重武装機だ。
さらに設定上は核エンジン(ニュートロンジャマーキャンセラー搭載)とフェイズシフト装甲を備え、ドラグーンはビーム砲43門という“飽和火力の天井”を持つため、遮蔽物なしの中距離では「逃げ続ければ死ぬ・止まれば死ぬ」を相手に押し付ける立ち回りが最適解になる。
パイロット
アスラン・ザラ
アスランは、相手の得意レンジを否定する“軸ずらし”が巧く、格闘戦での踏み込みと刃筋の選択が「勝つための近道」を優先するタイプで、弐式の超高速戦闘適性と合致する。
この対戦での立ち回りは、ドラグーンの包囲網を“読む”より先に“破る”寄りになり、ビームライフルの撃ち合いで勝負せず、ビームブーメランとビームシールドで射線を切り、ビームサーベルで一度でも機体フレームに触れれば勝ち筋が太くなる。
ラウ・ル・クルーゼ
ラウは、相手の精神と戦術の“穴”を同時に突く話術と機動の両面を持ち、プロヴィデンスのドラグーンシステムで視界外・死角・回避先を先回りして塞ぐことに長ける。
この対戦での立ち回りは、弐式の瞬間加速を真正面から追いかけず、ドラグーンを散開させて「逃げ道の予告線」を空間に描き、ユーディキウム・ビームライフルと複合兵装防盾システムを“決めの一撃”として温存しつつ、被弾ゼロを狙うより“相手の姿勢を崩す被弾”を積み上げる形になる。
インフィニットジャスティスガンダム弐式 vs プロヴィデンスガンダム|一騎討ちシミュレーション
序盤戦
中距離で互いの推力が噛み合った瞬間、ラウはドラグーンシステムを即座に散開させ、機体正面の撃ち合いに見せかけながら“左右上方から同時に収束する射線”を準備する。
アスランは正面のビームライフル応酬に乗らず、フォランテスの加速で縦方向へ一気に高度差を作り、ビームシールドで一発だけ“見せ受け”して相手の照準癖を確かめる。
直後、シールド搭載ビームブーメランを投擲してドラグーンの合流点をずらし、空間そのものを刃で区切ってから、ビームサーベルの間合いに繋ぐ“最短の突入線”を作りにいく。
中盤戦
ラウはドラグーンを“撃つため”ではなく“追い込むため”に使い、ビーム砲の面制圧で弐式の回避先を限定しながら、ユーディキウム・ビームライフルの射角が通る瞬間だけを待つ。
アスランは被弾を最小化する代わりに、ビームシールドで擦り傷のようなビームを受けてでも速度を落とさず、ドラグーンの射線が“重なる瞬間”に合わせて急制動と急反転を繰り返し、ロックの連携を崩す。
追い詰められた空間でアスランの呼吸が一段深くなり、機体が“戦うための静けさ”に入った瞬間、彼は腹の底で決め直すように「確かに俺は、彼の言うとおりの戦う人形になんかはなれない!」と吐き捨て、ここから突入の質が一段上がる。
終盤戦
ラウは弐式の突入角が鋭くなったのを見て、ドラグーンを一斉収束させて“包囲から拘束へ”切り替え、弐式の正面にビームの檻を作って速度そのものを殺しにかかる。
アスランは檻を避けるのではなく、ビームブーメランで檻の一辺を切り欠き、ビームシールドで残りの射線を受け流し、フォランテスの推力で“切り欠いた穴”へ機体をねじ込む。
互いの距離が一気に縮み、プロヴィデンスの複合兵装防盾システムが大型ビームサーベルの軌道を描き始めると同時に、弐式のビームサーベルが先に半歩踏み込み、刃筋の主導権を奪う。
決着
ラウは“撃ち合いで負ける相手ではない”と悟った瞬間に、思想ごと空間を支配するように「私にはあるのだよ!この宇宙でただ一人!全ての人類を裁く権利がな!」と叫び、ドラグーンを機体周囲に密集させて至近距離の全方位掃射へ移行する。
アスランはそこで回避に逃げず、ビームシールドを斜めに立てて掃射を“滑らせ”、同時にビームブーメランをプロヴィデンスのドラグーン収束点へ投げ込んで射線を一瞬だけ乱し、乱れた0.2秒にフォランテスの推力を一点噴射して一気に懐へ潜る。
最後は、プロヴィデンスの大型ビームサーベルが振り下ろされる前に、弐式のビームサーベルが複合兵装防盾システムの“付け根”をえぐって盾の角度を崩し、その崩れた瞬間に二太刀目でコクピットブロックを避けたメインフレームと推進器基部を同時に断ち割って姿勢制御を完全喪失させ、ドラグーンが空間に散ったところへ三太刀目で胴体を両断して爆散が起き、勝負はインフィニットジャスティスガンダム弐式の勝ちで終わる。
インフィニットジャスティスガンダム弐式 vs プロヴィデンスガンダム|勝敗分析
勝敗判定
勝者:インフィニットジャスティスガンダム弐式(アスラン・ザラ)、想定勝率:62%(弐式の超高速戦闘適性と近接手数が、ドラグーン包囲を“完成させる前に壊す”展開を作りやすい)。
勝因分析
- フォランテス級の加速で、ドラグーンの“包囲が完成する瞬間”を踏ませない速度帯を維持できる。
- 全天周モニターと新世代の戦闘処理が、死角起点の多面射線に対する状況認識を底上げする。
- ビームシールド+ビームブーメラン+ビームサーベルの手数が、射線破壊と突入を同一テンポで繋げられる。
- 遮蔽物なしでも“射線を作らせない”機動が可能なため、ドラグーン43門の飽和火力を最大化させにくい。
- ラウが勝ち筋として選びやすい「面制圧→一点射撃」の時間を、近接で短絡させてしまえる。
インフィニットジャスティスガンダム弐式 vs プロヴィデンスガンダム|異なる条件の場合
宇宙戦・近距離開始
近距離開始では、プロヴィデンスのドラグーンが“展開して包囲に入る前”に、弐式のビームサーベル圏が成立しやすく、初動で盾の角度を崩されると一気に致命傷へ繋がるため、弐式優勢がさらに濃くなる。
ただし近距離はラウにとっても、複合兵装防盾システムの大型ビームサーベルを押し付ける“読み合いの強制”が可能な距離で、弐式が踏み込みを誤れば一撃で終わる危険も跳ね上がる。
結論としては弐式勝ち(想定勝率68%)だが、勝ち方は「短時間で崩す」か「一撃で落ちる」かの二択に近づき、試合のブレ幅は中距離開始より大きい。
宇宙戦・遠距離開始
遠距離開始では、ドラグーンが空間を“先に塗れる”ため、弐式は加速を使っても「どこへ行っても射線が追う」状態にされやすく、まず中距離へ入るまでに被弾の蓄積が起こりやすい。
弐式側は、ビームブーメランでドラグーンの散開位置をずらしながら、ビームシールドで致命弾だけを落として突入し続ける必要があり、突入までの手順が増えるほど事故率が上がる。
結論は五分寄り(弐式52%)で、弐式が“最短距離で中距離へ持ち込めるか”が全てになり、ラウが時間を稼げるほどプロヴィデンスの期待値が上がる。
地上戦
地上戦は重力と地形の影響で推力配分が変わり、弐式の超高速戦闘は依然強いが、空間自由度が落ちるぶん“ドラグーンの回り込み”が読みやすくなる一方で回避先も限られる。
遮蔽物なしという条件でも地表面そのものが“射線の基準面”になるため、ラウはドラグーンの高度差を使って上下から挟撃しやすく、弐式は突入角を誤ると地表に押し付けられて速度を殺される。
結論は弐式やや有利(58%)で、勝ち筋は宇宙よりも「一度の突入で決める」比率が増し、プロヴィデンス側も“落下と旋回の癖”を狙って事故らせる筋が太くなる。
インフィニットジャスティスガンダム弐式 vs プロヴィデンスガンダムに関するQ&A
Q1:弐式のVPS装甲は、この一騎討ちでどれほど効く?
VPS装甲は運用状況に応じた装甲特性の最適化が前提にあり、弐式が“被弾しながら前に出る”のではなく“被弾を最小化して突入回数を増やす”戦い方を選ぶほど、薄い被弾の積み重ねに対して効いてくる。
一方でプロヴィデンスはビーム火力と多面射線で「致命弾を当てる」設計思想が強く、VPSが効く前にコクピット近傍や推進器基部へ集中させられると、装甲の恩恵を感じる前に勝負が決まり得る。
結局はVPSの硬さそのものより、弐式が超高速戦闘で射線を割って“致命弾の確率”を落とせるかが重要で、装甲はその機動が破綻したときの保険として働く。
Q2:ドラグーン43門の飽和火力は、弐式の機動で本当に崩せる?
43門という数字は飽和の上限を示すが、実戦で重要なのは“同時に有効射線を通せる配置”で、弐式が加速と急制動で相対位置を乱し続ければ、同時照射は成立しても有効弾は減る。
プロヴィデンスの強みは包囲が完成した瞬間の確殺性にあるため、弐式は「完成させない」ことに全投資し、ビームブーメランやビームシールドで“完成直前の角”だけを壊すのが理にかなう。
つまり崩せるかどうかは機体性能だけでなくテンポの問題で、弐式が一度でも減速を強要されると、43門は“脅し”から“現実の死”へ変わる。
Q3:プロヴィデンス側が勝つとしたら、最も現実的な筋は?
最も現実的なのは、弐式の突入角を誘導して「回避先を先に焼く」形で姿勢制御を崩し、ユーディキウム・ビームライフルで推進器基部か脚部フレームを抜いて運動性を奪う筋だ。
遮蔽物なしの宇宙では、弐式が“見せ受け”や“旋回の癖”を見せた瞬間にドラグーンの配置最適化が進むため、ラウが序盤から急がず、空間に“逃げ道のない線”を引く時間を確保できるほど勝率が上がる。
要するに、ドラグーンで落とすのではなくドラグーンで「落とせる形」にしてから手持ち火器で仕留めるのが堅く、弐式に“突入の成功体験”を与えないことが最大条件になる。
Q4:弐式は近接寄りに見えるが、射撃戦を捨てていいのか?
捨てるというより“比率を落とす”のが正しく、弐式は射撃で勝ち切るより、射撃を「突入のための整地」に使う方が機体思想に沿う。
プロヴィデンスはドラグーンと大型ビームライフルで射撃の期待値が高く、真正面の撃ち合いは弐式が損をしやすいが、射撃を全くしないとドラグーンの配置に“自由時間”を与えてしまう。
したがって弐式は、ビームブーメランや牽制射撃でドラグーンの隊形だけを崩し、その崩れを足場に一気に距離を詰める“射撃=格闘の前段”として使うのが最適になる。
Q5:公式設定上、弐式がフォランテスに換装された意味は何が大きい?
弐式は新設計ウイングで超高速戦闘に対応することが明言されており、換装の最大意義は「速度域の拡張」と「その速度域を扱えるコクピット周りの近代化」にある。
この“速度域の拡張”は、単に速いという話ではなく、ドラグーンのような全方位兵器に対して「包囲が完成する前に位置関係を壊す」戦術を成立させるための要件で、弐式の勝ち筋そのものを支える。
つまりフォランテスは武装追加よりも戦闘テンポの支配に効き、アスランの突入戦術を“再現性のある勝ち筋”へ引き上げるための改修点として機能する。
まとめ|インフィニットジャスティスガンダム弐式 vs プロヴィデンスガンダム
- 遮蔽物なし中距離の宇宙戦は「速度対包囲」の一手勝負になりやすい。
- 弐式は新設計ウイングで超高速戦闘に対応し、全天周モニターとVPS装甲を持つ。
- プロヴィデンスはドラグーン(大型3・小型8)と大型ビームライフル、ビームサーベル内蔵シールドを持つ重武装機だ。
- 設定上ドラグーンはビーム砲43門で、空間制圧の上限が極めて高い。
- 弐式の勝ち筋は、ドラグーン包囲が完成する前に射線を壊して突入することだ。
- プロヴィデンスの勝ち筋は、包囲で回避先を焼き、手持ち火器で推進器やフレームを抜くことだ。
- 近距離開始は弐式有利が増すが、一撃死のリスクも上がる。
- 遠距離開始はプロヴィデンスが時間を稼ぎやすく、勝率は五分寄りに戻る。
- 地上戦は回避先が限定され、双方の事故率が上がるが弐式がやや有利に残る。
- 総合の想定勝率は弐式62%で、決着は“盾を崩して推進器を断つ”形に収束しやすい。
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