宇宙空間、デブリなど遮蔽物なし、中距離始動という最も「射線が通る」条件で、非戦闘用のスターゲイザーガンダムと、砲撃戦用に磨かれたライトニングバスターガンダムが正面から噛み合う。
スターゲイザーは惑星間推進システム「ヴォワチュール・リュミエール」により半永久的な加速能力を得る一方、専用武装を持たないという設計思想そのものがハンデにもなる。
ライトニングバスターは核動力化されたバスター改修機で、ミサイル・ビームキャノン・ビームガンという遠距離打撃の三点セットを揃え、遮蔽物ゼロの宇宙では理想的な処刑者になる。
勝負は「スターゲイザーがVLの加速とリング状ビームで弾幕を切り裂き、近接の一瞬を作れるか」対「ライトニングバスターが距離と面制圧で“近寄らせない”を完遂できるか」に収束する。
戦力分析
機体
スターゲイザーガンダム
スターゲイザーガンダムはDSSDの惑星探査用MSで、背部円環構造体を核とする「ヴォワチュール・リュミエール」により太陽風を推力へ転化し、長時間の加速を成立させることが最大の個性だ。
専用武装は持たないが、VL展開時に機体周囲へ発生するリング状ビームを切断兵器として転用でき、さらに自己修復型マイクロマシナリー等により損耗を“戻す”方向へ寄せられるため、立ち回りは「被弾しない加速」「弾幕の隙をリングで断つ」「短時間だけ危険域に踏み込んで離脱」が基本線になる。
ライトニングバスターガンダム
ライトニングバスターガンダムはバスターを秘密裏に改修し核動力へ換装した砲撃戦用MSで、コクピットをザクウォーリア系へ換装するなど運用前提の最適化が施され、遠距離武装の充実が売りになる。
装備は「MA-X60S/D 複列砲身多目的砲」「MMI-KX815 高エネルギービームガン」「77式多目的誘導弾発射筒」を中核に据え、面制圧と追い込みを同時に成立させられるため、立ち回りは「ミサイルで加速線を汚す→複列砲身多目的砲で逃げ角を潰す→高エネルギービームガンで止めを刺す」という“手順化された狩り”が最適解になる。
パイロット
セレーネ&ソル(スターゲイザーガンダム)
セレーネ・マクグリフとソル・リューネ・ランジュはDSSD側の人間で、スターゲイザー自体が無人運用まで想定した探査機であることから、戦闘技量よりも「機体特性を理解して正しく動かす」精度が勝敗に直結する組み合わせだ。
この条件の立ち回りは、VLの加速を“真っ直ぐ伸ばす”よりも、複列砲身多目的砲の射線を外す横加速と、ミサイルの誘導をリング状ビームの危険域へ引っ張る角度設計が肝で、攻めるなら高エネルギービームガンの射角外へ一瞬潜り込むしか勝ち筋が生まれない。
ディアッカ・エルスマン(ライトニングバスターガンダム)
ディアッカ・エルスマンはSEED期からバスターを扱ってきた砲撃手で、遠距離戦での読み合いを「弾幕の組み立て」として実行できるタイプであり、ライトニングバスターの設計思想と噛み合う。
この対戦の立ち回りは、スターゲイザーの“加速の気持ちよさ”に付き合わず、77式多目的誘導弾発射筒でコースを縛ってからMA-X60S/D 複列砲身多目的砲の主軸射線を置き、最後にMMI-KX815 高エネルギービームガンの短いタイミング射撃で機体を止めるのが最も安全な勝ち方になる。
スターゲイザーガンダム vs ライトニングバスターガンダム|一騎討ちシミュレーション
序盤戦
中距離での初動、ライトニングバスターはMA-X60S/D 複列砲身多目的砲を畳み状態から伸展させつつ、77式多目的誘導弾発射筒の初弾でスターゲイザーの「横加速の余白」を先に汚してくる。
スターゲイザーはヴォワチュール・リュミエールの推力変換で一気に速度を乗せ、直線逃走を見せて“誘導を伸ばさせる”芝居を打った直後に、リング状ビームの危険域へミサイルを引っ張るような緩い旋回へ切り替える。
ディアッカはその旋回を待っていたかのように複列砲身多目的砲を腰だめへ落とし、広い宇宙で逃げ角そのものを削る扇状の射線を敷いて、スターゲイザーの加速線を「曲げさせた時点で勝ち」に変えていく。
中盤戦
スターゲイザーはリング状ビームを“切断”としてではなく“間合いの線引き”として使い、ミサイルがリングに触れるタイミングへ機体姿勢を合わせて爆散の破片と光で一瞬だけ視界を荒らし、複列砲身多目的砲の追い撃ちを遅らせる。
その隙にスターゲイザーは加速からの大きい円運動へ入り、ライトニングバスターの正面から外れた“斜め上の死角”へ移るが、遮蔽物ゼロの宇宙では位置が読まれた瞬間に77式多目的誘導弾発射筒の再装填分が追いかけてきて、逃げ角が再び削られる。
ソルは焦りを押し殺すように「加速しろ!スターゲイザー!」と機体へ要求し、VLの伸びで射線から抜けようとするが、ディアッカはミサイルで“抜ける先”を作らせず、複列砲身多目的砲の一閃をあえて外して進路制限だけを積み上げる。
終盤戦
スターゲイザーは被弾を避け切れず、外装の損耗を自己修復系で戻しながらも、攻撃用に最適化されていないフレームが“回避だけで限界へ近づく”感触を強め、ここからは短時間で勝負を決めるしかなくなる。
そこでスターゲイザーは、ミサイルの密度が上がる瞬間に逆に前へ踏み込み、リング状ビームを広げたままライトニングバスターへ“接触させるコース”を作って、複列砲身多目的砲の最低安全距離を無理やり破る。
だがディアッカは腰部のMMI-KX815 高エネルギービームガンを展開して近距離の即応射撃へ切り替え、リングでの接触勝ちを許さないタイミングでスターゲイザーの姿勢制御点を狙い、加速の“芯”だけを折りにくる。
決着
次の瞬間、スターゲイザーはVLの光圧を強引に上げてリング状ビームを刃に変え、ライトニングバスターの進路へ斜めに滑り込んで「切断して離脱」という唯一の必勝手順を実行しようとする。
しかしライトニングバスターは77式多目的誘導弾発射筒の残弾を“当てる”ためでなく“押し込む”ために使い、爆炎と破片でスターゲイザーの回避線を固定したうえで、MA-X60S/D 複列砲身多目的砲を肩越し気味に引き上げて真正面の逃げ道を封鎖し、最後にMMI-KX815 高エネルギービームガンの一点射でコクピット周辺の姿勢制御を止める。
推力が途切れたスターゲイザーはリングの刃を維持できずに回転し、複列砲身多目的砲の追撃が胴体を貫いて機体が光と破片へ崩れ落ち、ディアッカは決着の瞬間に「グゥレイトォ!やったぜ!!」と短く言い切って照準を切り替える。
スターゲイザーガンダム vs ライトニングバスターガンダム|勝敗分析
勝敗判定
勝者:ライトニングバスターガンダム(ディアッカ・エルスマン)で、想定勝率はライトニングバスター70%:スターゲイザー30%と見る。
勝因分析
- 核動力+砲撃戦用という設計思想が、遮蔽物なし宇宙の「射線勝負」に直結する。
- MA-X60S/D 複列砲身多目的砲と77式多目的誘導弾発射筒の組み合わせで、回避“そのもの”をコース制限できる。
- MMI-KX815 高エネルギービームガンが、スターゲイザーの“近寄って切る”勝ち筋を最後の一手で潰す。
- スターゲイザーはリング状ビームという自衛の刃は持つが、専用武装を持たないため決定打を作る工程が長い。
- セレーネ&ソルは機体理解は高いが、戦闘最適化された砲撃手と比べると「詰めの反復」が不利に出る。
スターゲイザーガンダム vs ライトニングバスターガンダム|異なる条件の場合
宇宙戦・近距離開始
近距離開始ならスターゲイザーの勝率は上がり、開幕からヴォワチュール・リュミエールの加速とリング状ビームの切断危険域を押し付けて、複列砲身多目的砲の“射線を敷く時間”を奪える。
ただしライトニングバスターはMMI-KX815 高エネルギービームガンを即座に展開でき、近距離でも「止める弾」を持つので、スターゲイザーが一撃で決め切れないとミサイルと砲で押し返される。
結論として宇宙・近距離はライトニングバスター55%:スターゲイザー45%程度まで拮抗し、スターゲイザー側は“切断→離脱”を最短手順で実行できた時だけ上振れが起きる。
宇宙戦・遠距離開始
遠距離開始はライトニングバスターの独壇場で、77式多目的誘導弾発射筒の面制圧とMA-X60S/D 複列砲身多目的砲の長射線が、スターゲイザーの加速ラインを“選べない”状態へ追い込む。
スターゲイザーはVLで速度を上げられるが、遮蔽物がない以上「加速していること」が逆に予測材料になり、ミサイルでコースを固定されるとリング状ビームでの逆転距離まで届きにくい。
結論として宇宙・遠距離はライトニングバスター80%:スターゲイザー20%で、スターゲイザー側の勝ちは“砲撃の合間”を読み切って一気に危険域へ飛び込めた時に限られる。
地上戦
地上戦になるとスターゲイザーのVL運用は空力・地形の制約を受けやすく、リング状ビームの使い所も「回避の余白」より「一瞬の押し付け」へ偏るため、基本はライトニングバスター有利のままだ。
一方で地表付近の視界差や高度差が生まれると、スターゲイザーは“見えない角度”を作って接触勝ちを狙いやすくなり、遮蔽物なしでも地形起伏が擬似的な死角として働く場面が増える。
結論として地上戦はライトニングバスター65%:スターゲイザー35%で、スターゲイザー側は「砲撃線を地形で切る→VLで刺す→リングで切る」の三段を揃えた時に勝ちが見える。
スターゲイザーガンダム vs ライトニングバスターガンダムに関するQ&A
Q1:スターゲイザーは本当に戦闘用武装を持たないのか
スターゲイザーは惑星探査用として開発された非戦闘用MSで、専用武装は装備されないという説明が複数の資料で一致している。
ただしVL展開時に周囲へ発生するリング状ビームを切断兵器へ転用できるため、完全に無力ではなく「自衛を攻撃に転用する」タイプの戦い方が成立する。
この一騎討ちでは、その転用能力こそが唯一の決定打になり得るが、射撃武装の手数不足を埋めるほどの継続火力にはならない点が限界になる。
Q2:ヴォワチュール・リュミエールは“加速”以外に戦闘上の意味があるのか
VLは太陽風などを推力へ転化して加速を得る仕組みとして語られ、長時間の推進を成立させる点が最大の価値になる。
一方で、戦闘時にはビームを弾く/取り込む挙動からビームカッター状の場が生じ得るという説明もあり、これがリング状ビームの“刃”として現れる理解が自然だ。
ゆえに本戦では、VLは「速度」そのものより「相手の照準を外す運動性能」と「リング状ビームでミサイル密度を崩す装置」として使った時に最も効果が出る。
Q3:ライトニングバスターの主要武装は何が核になるのか
公式説明ではミサイル、ビームキャノン、ビームガンといった遠距離武装が充実しているとされ、砲撃戦用としての方向性が明確だ。
具体名としては「MA-X60S/D 複列砲身多目的砲」「MMI-KX815 高エネルギービームガン」「77式多目的誘導弾発射筒」が挙げられ、いずれも距離管理と面制圧に直結する。
一騎討ちで最も効くのは“当てる砲”より“逃がさない組み立て”で、ミサイルで角度を縛り、複列砲身多目的砲で射線を置き、高エネルギービームガンで止める順が最適になる。
Q4:ディアッカがミーティアを装備した場合、結果は変わるのか
ライトニングバスターは実戦で強化ユニット「ミーティア」と共に運用されたという記述があり、装備すれば火力と投射量はさらに上がる。
ただし本想定は“機体単独の一騎討ち”なのでミーティアは封印すべき要素だが、仮に許可されるとスターゲイザーの回避線はミサイルと砲の密度でほぼ閉じ、リング状ビームの接触勝ちが成立しにくくなる。
よってミーティアありでは勝率はライトニングバスター側へ大きく傾き、スターゲイザーの勝ちは「初手で接触して切る」以外ほぼ消える。
Q5:スターゲイザーがビームピストル等を持ち込めば互角になるのか
スターゲイザーは自衛用としてビームピストルを使用できるという説明があり、最低限の射撃手段を得る余地はある。
ただしライトニングバスターの主戦場は中遠距離の制圧で、ビームピストル級の射撃で弾幕密度を相殺するのは難しく、あくまで「近づくまでの牽制」止まりになりやすい。
結果として勝率を押し上げるのは射撃武装そのものより、VLの運動で“当たらない時間”を伸ばし、リング状ビームで“入れない時間”を作る運用のほうになる。
Q6:この対戦でスターゲイザー側が最も狙うべき“勝ち筋”は何か
スターゲイザー側の勝ち筋は一つに近く、「VLで角度を奪う→リング状ビームの接触危険域へ押し込む→切断して即離脱」という短期決戦しか成立しにくい。
そのためには、ライトニングバスターのミサイルに対して逃げ続けるのではなく、誘導を引っ張ったうえで“逆に前へ入る”タイミングを作り、複列砲身多目的砲が射線を再配置する前に勝負を終える必要がある。
逆に言えば、その一瞬を作れない限りは砲撃戦用MSの手順勝ちが濃厚で、この条件(遮蔽物なし宇宙・中距離)はスターゲイザーにとって最も苦しい舞台になる。
まとめ|スターゲイザーガンダム vs ライトニングバスターガンダム
- 遮蔽物なし宇宙・中距離は「射線を置ける側」が圧倒的に有利になる。
- スターゲイザーはヴォワチュール・リュミエールで長時間加速できるが、専用武装がない設計が重い。
- スターゲイザーの逆転要素はリング状ビームの切断転用と接触勝ちだけになる。
- ライトニングバスターは核動力化+遠距離武装充実で条件適性が高い。
- 主軸はMA-X60S/D 複列砲身多目的砲の射線設置になる。
- 77式多目的誘導弾発射筒が“当てる”より“逃がさない”に効く。
- MMI-KX815 高エネルギービームガンがスターゲイザーの接近勝ちを潰す鍵になる。
- 想定勝率はライトニングバスター70%:スターゲイザー30%と見る。
- 近距離開始ならスターゲイザーの接触勝ちが現実味を帯び、勝率は拮抗へ寄る。
- 遠距離開始やミーティア級の増強が入るほど、ライトニングバスターの手順勝ちが濃くなる。
おすすめ!!「セレーネ&ソル搭乗スターゲイザーガンダムのIF対戦一覧表」はこちら!
こちらも要チェック!!「ディアッカ・エルスマン搭乗ライトニングバスターガンダムのIF対戦一覧表」はこちら!






