宇宙空間、デブリも遮蔽物も皆無の虚空で、MSZ-006 Zガンダム(カミーユ・ビダン)とAMX-011S ザクⅢ改(マシュマー・セロ)が中距離から同時にスラスターを点火する。
Zガンダムはウェイブライダー変形を視野に、ビーム・ライフルとグレネード・ランチャーの射線で“面”を作り、ハイパー・メガ・ランチャーの一撃圏を測る構えを崩さない。
ザクⅢ改はビーム・ライフルとビーム・キャノンで正面制圧を敷きつつ、ハイド・ボンブ投下機で空間そのものを罠に変え、推力と装甲で前へ出る圧をかけてくる。
“遮蔽物なし・中距離開始”は、回避に逃げ道がなく、命中精度と推力配分と心理戦がそのまま致命傷に直結する条件であり、両者の「素の格」と「発動条件付きの異能」が噛み合った瞬間に勝敗が急激に傾く舞台になる。
戦力分析
機体
Zガンダム
Zガンダムは可変機構による加速と変針を武器に、ビーム・ライフル/ビーム・サーベル/バルカン砲を軸にしつつ、グレネード・ランチャー×2で回避方向を縛り、ハイパー・メガ・ランチャーで決定打を狙える“手数の塊”だ。
この対戦での立ち回りは、ビーム・ライフルで姿勢制御を崩し、グレネード・ランチャーで相手の回避ベクトルを細くし、ザクⅢ改がハイド・ボンブを置きたい前方空域をウェイブライダーの変針で外し、照射が通る一瞬だけハイパー・メガ・ランチャーを通す形が最適になる。
ザクⅢ改
ザクⅢ改は高推力と重装甲を背景に、ビーム・キャノン×2とビーム・ライフルを重ねて圧をかけ、さらにハイド・ボンブ投下機で進路そのものを“危険地帯”へ塗り替える制圧型のカスタム機だ。
この対戦での立ち回りは、推力差を活かして中距離を維持しながらビーム・キャノンでZの変形軸を叩き、ハイド・ボンブでZの突入ラインを潰し、Zがハイパー・メガ・ランチャーを構えた瞬間に先撃ちを重ねて撃たせない流れを作ることになる。
パイロット
カミーユ・ビダン
カミーユはニュータイプとしての反応と直感が極めて鋭く、Zガンダムのバイオ・センサーが状況に噛み合った瞬間、機体の挙動が“通常の操縦域”を超えて跳ね上がる爆発力を持つ。
立ち回りとしては、通常時は被弾を最小化する射線管理と回避優先で粘り、相手のビーム・キャノンとハイド・ボンブのリズムを読み切って安全な一瞬だけ照射を通し、決め損ねても焦らず距離と角度を作り直す冷徹さが鍵になる。
マシュマー・セロ
マシュマーは終盤で精神の昂ぶりが戦闘出力へ直結しやすい性質を見せ、短時間だけ平時の技量差を埋める“振れ幅”を持つ相手になる。
立ち回りとしては、ザクⅢ改の推力で押し切るだけだとZの変針と回避設計にかわされやすいため、ビーム・キャノンとビーム・ライフルでZに変形回避を強要し続け、ハイド・ボンブ散布でコース取りを縛ってから一撃離脱を反復し、カミーユの感情スイッチを不用意に踏まない慎重さが要になる。
Zガンダム vs ザクⅢ改|一騎討ちシミュレーション
序盤戦
中距離で両機が正対した瞬間、Zガンダムはビーム・ライフルを単発で“置き”、ザクⅢ改のスラスター噴射方向を読むように外側へ逃げ道を潰す。
同時にグレネード・ランチャーを散らし、ザクⅢ改の回避ベクトルを細くして、次に当てるための角度を積み上げる。
ザクⅢ改は推力で距離を押し込みつつ、ビーム・キャノン×2を断続的に叩き込み、Zの変形を誘ってからビーム・ライフルで変形直後の姿勢硬直を狙う。
中盤戦
ザクⅢ改がハイド・ボンブ投下機で前方空域へ“置き罠”を散布し始めると、Zガンダムの回避は直線加速から曲線加速へ切り替わり、爆圧域を避けるように軌道が細くなる。
マシュマーはビーム・キャノンを“通路を閉じる射撃”に切り替え、Zの切り返しに推力差で被せて距離を詰め、ここで叫ぶ――「私はやられんぞ!」
Zは被弾覚悟の近接へ踏み込まず、バルカン砲とビーム・ライフルの短い連打でモノアイ追従を飽和させ、ハイパー・メガ・ランチャーを撃たせないために前へ出るザクⅢ改の前進そのものを止める。
終盤戦
決め手が出ないまま時間だけが圧縮され、ザクⅢ改はハイド・ボンブをさらに厚く撒いてZの機動域を狭め、ビーム・キャノンで四肢とフライング・アーマー基部を狙って変形不能を取りに来る。
Zはウェイブライダー突入を一度捨て、MS形態のままグレネード・ランチャーを左右へ撃ち分けて爆圧の壁を作り、ザクⅢ改の押し込みを止めるための“間合いの柵”を生成する。
さらにハイパー・メガ・ランチャーの構えをフェイントで挟み、ザクⅢ改の射撃タイミングを前倒しに狂わせ、サーベル圏へ踏み込む一瞬だけを探す。
決着
ザクⅢ改が最後の押し込みとして正面からビーム・キャノンとビーム・ライフルを重ね、ハイド・ボンブ散布域へZを追い込もうとした瞬間、カミーユの反応が跳ね上がり、Zの挙動が“次の瞬間へ滑り込む”ように鋭くなる。
Zは爆圧域の外縁で急制動し、ビーム・ライフルをザクⅢ改の左肩アーマー先端へ当てて散布角を乱し、返す刃でグレネード・ランチャーを至近で炸裂させて姿勢を右へ傾け、開いた正面へハイパー・メガ・ランチャーの照射を一直線で通す。
焼けた装甲片が散る中でザクⅢ改は推力で踏ん張るが、Zは間合いをゼロまで詰めてビーム・サーベルを振り抜き、腰部ビーム・キャノン基部から胸部装甲へ斬り上げてコクピット周辺の制御を奪い、最後に言い切る――「遊びでやってんじゃないんだよ!」
Zガンダム vs ザクⅢ改|勝敗分析
勝敗判定
勝者:Zガンダム(カミーユ・ビダン)だ。
想定勝率:Zガンダム 65%/ザクⅢ改 35%だ。
勝因分析
- センサーと直感でハイド・ボンブの“置き場”を先読みしやすい。
- ビーム・ライフル+グレネード・ランチャーで回避コースを自力生成できる。
- ハイパー・メガ・ランチャーが一瞬通った時の決定力が高い。
- 終盤に反応が跳ね上がると、拮抗を強制的に破壊できる。
- ザクⅢ改は面制圧は強いが、読み負けると密度が薄くなりやすい。
Zガンダム vs ザクⅢ改|異なる条件の場合
宇宙戦・近距離開始
近距離開始だと、ザクⅢ改の間合いが最初から噛み合い、Zは変形で逃げる前に最初の一合を受けやすく、姿勢崩れが連続被弾へ繋がりやすい。
それでもZはグレネード・ランチャーの至近炸裂で視界と追従を乱し、ビーム・サーベルの切り返しで“刺し違え”へ持ち込めるため、即死ではなく読み勝ちの余地は残る。
結論としてはZ勝率55%まで低下し、ザクⅢ改45%まで上がるが、終盤の爆発でZが僅差で押し切る想定になる。
宇宙戦・遠距離開始
遠距離開始だと、Zは先に射線を設計でき、ザクⅢ改が“押し込みを作る準備”へ入る前に、当てるための布石を置きやすくなる。
ビーム・ライフルとグレネード・ランチャーで進入経路を削り、ザクⅢ改がハイド・ボンブで空間を固める前に、ハイパー・メガ・ランチャーの試行回数を増やせる。
この条件はZ有利が明確で、Z勝率70%/ザクⅢ改30%程度まで開く。
地上戦
地上戦になると重力と高度差が入り、Zの変形運用は速度よりも射線切りとして価値が増し、地表スレスレのウェイブライダー変針で照準を外しやすくなる。
ザクⅢ改のハイド・ボンブは地表がある分だけ爆風が読みやすく、Zが誘爆域を見切って通路を作る余地が増えるため、宇宙より罠の期待値がやや落ちる。
結論として地上戦はZ勝率60%/ザクⅢ改40%で、ザク側は“押し込みの一回”で近接まで持ち込めた時だけ逆転が見える。
Zガンダム vs ザクⅢ改に関するQ&A
Q1:ザクⅢ改の推力が大きいのに、なぜZが主導権を握れるのか
推力差は追撃の強さになるが、遮蔽物なしの宇宙戦では“速いまま撃てる角度”へ入れるかどうかが勝敗を左右する。
Zは変形と射撃手数で角度を作り直し、相手の押し込みを“正面の勝負”にさせない運用が成立する。
結果としてザクⅢ改の推力優位は追えるに留まりやすく、Zは一瞬だけ照射を通す余白を作って決めに行ける。
Q2:ハイド・ボンブはこの条件でどれくらい脅威になるのか
遮蔽物がないほど置き罠の密度が移動制約へ直結し、Zの進入ラインを潰せる点で脅威度は高い。
ただしZは爆圧と変針で安全域を作り直せるため、ハイド・ボンブは当てる武器というより動かす武器として働きやすい。
勝敗へ直結するのは、散布でZが減速した瞬間にビーム・キャノンとビーム・ライフルの射線を重ねて致命傷へ繋げられるかどうかだ。
Q3:Zのハイパー・メガ・ランチャーは当てやすい決め手なのか
高威力だが構えが大きく、遮蔽物ゼロでは読まれやすいので、漫然と撃てば回避されやすい。
当てるには、ビーム・ライフルで姿勢を崩し、グレネード・ランチャーで回避方向を細くし、変形フェイントで射撃タイミングを狂わせる準備が必須になる。
準備が整った瞬間だけは照射が通りやすく、装甲と推力をまとめて破壊できるため、一撃で勝負を終わらせる現実的な決め手になる。
Q4:マシュマーの“振れ幅”はどこで出るのか
最も出やすいのは、押し込みが噛み合ってZに減速と切り返しを強要し続けた結果、Zの回避が単調になった瞬間だ。
その瞬間にビーム・キャノンで姿勢を崩し、ビーム・ライフルで追撃できると、短時間で一気に優位が傾く。
ただしZ側も終盤に反応が跳ね上がる局面があり、最終的には“どちらが先に上振れを引くか”の勝負になりやすい。
Q5:決着が最も起きやすいパターンは何か
ザクⅢ改が空域を固めてZの回避を細くした瞬間に、Zが爆圧と射線誘導で安全回廊を作り直し、その出口で照射を通すパターンが最も起きやすい。
逆にザクⅢ改側は、Zの変形直後や減速点へビーム・キャノンを置いて姿勢を崩し、ビーム・ライフル追撃で脚部やフライングアーマー基部を損傷させて自由度を奪う形が決着筋になる。
遮蔽物なしでは姿勢崩れが最短で致命傷になり、最後はサーベル戦か照射の直撃で一気に終わる確率が高い。
まとめ|Zガンダム vs ザクⅢ改
- 宇宙戦、遮蔽物なし、中距離開始は命中と推力配分が直結する。
- Zはビーム・ライフル、グレネード・ランチャー、ハイパー・メガ・ランチャーで手数が多い。
- Zはウェイブライダー変形でコースを更新し、罠域を外す運用が刺さる。
- ザクⅢ改はビーム・キャノン×2とビーム・ライフルで正面圧を作る。
- ザクⅢ改はハイド・ボンブで進路を縛り、押し込みを補助する。
- Zは射線誘導と爆圧で“安全回廊”を作って照射を通せる。
- ザクⅢ改はZの変形直後や減速点を叩けると勝ち筋が太くなる。
- 終盤にZの反応が跳ね上がると、拮抗が一気に崩れる。
- 総合勝率はZ 65%/ザクⅢ改 35%想定だ。
- 近距離開始や序盤の大損傷ではザクⅢ改の逆転が現実的になる。
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