宇宙空間・遮蔽物なし・中距離始動という「回避と命中」が剥き出しになる条件で、RX-105 Ξガンダム(ハサウェイ・ノア)とRX-99 ネオガンダム2号機(トキオ・D・ランドール)が正面衝突する。
本対決は、U.C.0105のミノフスキー・クラフト系統で巨大な面制圧を押し付けるΞと、U.C.0123世代の小型高性能機が一点突破で刺しに来る構図になる。
中距離開始は、Ξの「ファンネル・ミサイル+トリプル・ミサイル+ビーム・キャノン」の同時飽和が最初から成立しやすい一方で、ネオは「Gバード(G.B.R.D)+ビーム・シールド」で受けと流しを作りやすい。
結論だけ先に言うと、遮蔽物ゼロの宇宙では「小ささ」と「推力重量比」と「一撃の質」が積み上がり、ネオガンダム2号機が終盤で致命点を通してくる展開になりやすい。
戦力分析
機体
Ξガンダム
Ξは頭頂高26.0m・全備重量80.0t級の巨体にジェネレーター出力3,980kWとスラスター総推力160,000kgを与えた、押し切り前提の「面で勝つ」ガンダムだ。
主武装はビーム・ライフル、ビーム・サーベル、頭部バルカン、シールドに加え、トリプル・ミサイルとファンネル・ミサイル(10基)、そしてビーム・キャノンという“同時着弾圧”を作れる札が揃う。
この対戦での立ち回りは、まずファンネル・ミサイルを散布して回避方向を縛り、トリプル・ミサイルとビーム・ライフルで「避けた先」を撃ち抜き、距離が詰まった瞬間だけビーム・サーベルとシールドで押し潰すのが最適解になる。
宇宙ではミノフスキー・クラフト(飛行の優位)そのものは薄れるが、推力と慣性で中距離から“弾幕の形”を固定できるのがΞの強みになる。
ネオガンダム2号機
ネオガンダム2号機は頭頂高15.1m・全備重量20.7tの小型機で、ジェネレーター出力4,710kW・スラスター総推力95,200kgという「軽くてよく動き、出力が太い」U.C.0123世代の切れ味を持つ。
武装の要は、ヴェスバー系ノウハウを投入しジェネレーター内蔵で小型化した大型兵装Gバード(G.B.R.D)と、一般的仕様で展開するビーム・シールドで、ここにビーム・サーベル×2と頭部バルカンが噛み合う。
機能面ではコアブロックシステム(コア・ファイター変形・離脱)を持ち、被弾後でも“生存の出口”を残せるのが一騎討ちで地味に効く。
この対戦での立ち回りは、ビーム・シールドで初動の飽和を一度受け流しつつ、推力重量比でΞの照準更新を遅らせ、Gバードの一撃を「装甲の継ぎ目・推進器基部・武装マウント」に通す一点突破が勝ち筋になる。
パイロット
ハサウェイ・ノア
ハサウェイはU.C.0105の実戦でΞを運用し、政治テロと軍事作戦が混線した状況でも即応判断で突破を選ぶタイプのパイロットだ。
この対戦での立ち回りは、迷いを切って“先に決める”方向へ寄せ、ファンネル・ミサイルの散布とミサイル飽和で相手の最適機動を奪ってから、ビーム・キャノンかビーム・サーベルの決定打に繋げる運用になる。
ただし相手が小型高機動で、しかもビーム・シールドとGバードを持つ場合、ハサウェイの勝ち筋は「初動の飽和で機体の姿勢制御を崩す」一点に寄りやすく、外すと長期戦で不利を抱えやすい。
トキオ・ランドール
トキオは『シルエットフォーミュラ91』の主人公で、真面目だが大胆な博打も切れるテストパイロット上がりの実戦派で、作中ではネオガンダム2号機を強奪して決戦に持ち込む行動力を見せる。
この対戦での立ち回りは、正面撃ち合いを捨てて“撃たせてから外す”リズムを徹底し、Gバードの射角が通る瞬間だけ機首を合わせるスナイピング寄りの運用が最も安全だ。
またトキオにはニュータイプ素養を示唆する描写があるとされ、最低でも「先読みっぽい直感」を戦術に組み込める可能性があり、遮蔽物ゼロの宇宙ではこの差が照準勝負に直結しやすい。
Ξガンダム vs ネオガンダム2号機|一騎討ちシミュレーション
序盤戦
中距離でセンサーが相互捕捉した瞬間、Ξはシールドを正面に立てたままファンネル・ミサイルを左右へ放り、同時にトリプル・ミサイルを“ネオの逃げたい空間”へ置きにいく。
ネオはビーム・シールドを展開して最初のミサイル波を面で受け、爆圧で姿勢が揺れる前にスラスターで一段深く潜り、頭部バルカンで近い弾だけを潰して被害の分母を下げる。
Ξのビーム・ライフルが一発目の“当てにいく線”を描いた瞬間、ネオはGバードを構えず、あえてビーム・シールドの縁で誘導しながら機体を半回転させて、照準更新を遅らせる。
ここでΞがビーム・キャノンを混ぜるとネオの回避余地が狭まるが、ネオは小型ゆえに「当たり判定の薄さ」で線をすり抜け、受けの最終局面だけビーム・シールドで角度を作って耐える。
中盤戦
Ξはファンネル・ミサイルを“追尾の輪”にしてネオの背後へ回り込ませ、正面からビーム・ライフルを撃ちながら、回避先にトリプル・ミサイルを二段目として重ねる。
ネオはここで初めてGバードを水平に寝かせ、射線を太くするのではなく「発射姿勢を見せる」ことでΞの回避を強要し、弾幕の主導権を一瞬だけ奪い返す。
Ξが回避機動を入れた刹那、ファンネル・ミサイルの追尾がわずかに遅れ、ネオはその“追尾の間”に機体を滑り込ませて、シールド外側からΞの右肩付近へGバードの照準を通す。
直撃は避けたが、Gバードの一撃は「スペースコロニーの河およびミラーを貫通し戦艦ブリッジを一撃で消滅させる程」とされる出力で、Ξの外装と姿勢制御に確実なダメージを刻む。
追い詰められたハサウェイは自分に言い聞かせるように「何とでもなるはずだ!」と吐き捨て、ファンネル・ミサイルの残弾を“接近阻止”に切り替えてネオの鼻先へ散弾のようにばら撒く。
終盤戦
ネオは被弾を嫌って後退せず、ビーム・シールドを最小展開に絞ってファンネル・ミサイルの追尾角を殺し、同時にコア・ファイターの位置を意識して“致命点を外す回避”へ切り替える。
Ξは距離を詰めてビーム・サーベル圏へ持ち込みたいが、全備重量80.0tの慣性で回頭にわずかな遅れが出るたび、ネオの15.1m級シルエットが視界の外へ滑っていく。
ネオはGバードを“撃つため”ではなく“押し当てるため”に使い、Ξのシールドの外側へ機体ごと潜り込んで、ビーム・サーベルを抜く前の隙を狙って機首を上げる。
Ξが咄嗟にビーム・ライフルを近距離射撃へ切り替えるが、ネオはビーム・シールドを湾曲させるように当て、反射ではなく「偏向」で熱量を逃がして距離を維持する。
決着
ネオは一度だけ大きく離脱し、Ξがファンネル・ミサイルの再展開に意識を割いた瞬間、Gバードを最大出力で“推進器基部”へ通す角度を作る。
Gバードの閃光がΞの右側フライトユニット付近を貫き、推力が片側だけ失速したΞは姿勢を保てず、巨体が半回転しながらシールドもビーム・ライフルも「照準線」から外れていく。
その瞬間にトキオは勝負を確信し、かつての無謀な賭けに踏み込んだ時と同じ調子で「こいつで終わりだ!」と叫び、二射目をコアブロック周辺の結合部へ叩き込む。
結合部が焼き切れてコア周りの隔壁が歪み、ハサウェイは脱出の判断を一瞬遅らせるが、次の瞬間には機体内部で二次爆発が走り、Ξは推力喪失のまま暗黒へと崩れて決着する。
Ξガンダム vs ネオガンダム2号機|勝敗分析
勝敗判定
勝者:ネオガンダム2号機(トキオ・D・ランドール)、想定勝率:60%。
勝因分析
- 小型(15.1m)ゆえに、遮蔽物ゼロでも被弾面積が小さく「弾幕の密度」を相対的に薄められる。
- 推力重量比で優位を取りやすく、Ξの照準更新と回頭の遅れを“積み重ねの差”にできる。
- ビーム・シールドが、ミサイル飽和に対して「受けて姿勢を崩さない」最低限の壁として機能する。
- Gバード(G.B.R.D)の高出力が、当たりさえすれば一発で戦闘続行不能に近い破壊を作れる。
- コアブロックの存在が“被弾しても粘る”前提を作り、強引なライン取りを可能にする。
Ξガンダム vs ネオガンダム2号機|異なる条件の場合
宇宙戦・近距離開始
近距離開始だと、Ξはファンネル・ミサイルの展開前にビーム・サーベルとシールドで圧をかけられ、ネオはビーム・シールドを張る暇が削られて初手の被弾リスクが跳ね上がる。
ただしネオ側も近距離ならGバードを“撃つ”より“押し当てる”運用に切り替えやすく、推力重量比の差でΞの懐へ潜って推進器基部を切るルートが太くなる。
結論としてはネオ優位は維持するが、近距離は事故も増えるため勝率はネオ55%まで下がり、Ξのワンチャン(サーベル一閃)が現実味を帯びる。
宇宙戦・遠距離開始
遠距離開始だと、Ξはファンネル・ミサイルとトリプル・ミサイルを“先に置く”時間が増え、ネオの回避方向そのものを設計してしまえる。
一方でネオは遠距離ほどGバードの狙撃が成立し、ビーム・シールドで初動を耐えた後に「当てれば終わる射撃」を何度も試行できるため、勝負が短期決戦になりやすい。
結論は五分に寄り、先に“初弾を通した側”が勝ちやすい条件なので、勝率はネオ52%:Ξ48%程度の拮抗になる。
地上戦
地上戦に変わると、Ξはミノフスキー・クラフト系の運用思想が生きやすく、トリプル・ミサイルとファンネル・ミサイルの着弾が地形効果でさらに凶悪化して、ネオの回避空間を奪いやすい。
ネオは小型ゆえに遮蔽物を使った“切り返し”が可能だが、本条件では「障害物なし」なので地上のメリットを失い、ビーム・シールドで受けるほど爆風と破片で姿勢を乱しやすい。
結論として地上ではΞが押し返し、勝率はΞ55%:ネオ45%程度で、ネオの勝ち筋はGバードの一点狙撃に収束する。
Ξガンダム vs ネオガンダム2号機に関するQ&A
Q1:なぜネオガンダム2号機は「小さいのに強い」と言えるのか
ネオは頭頂高15.1m・全備重量20.7t級なのにジェネレーター出力4,710kWを持ち、まず“出力密度”が世代なりに高い。
さらにスラスター総推力95,200kgという数字は、重量に対しての余裕が大きく、宇宙では旋回と加減速の差がそのまま命中率と被弾率の差になる。
加えてビーム・シールドという「受けて崩れない壁」と、Gバード(G.B.R.D)という「当てれば終わる槍」を同時に持つため、機体サイズ以上の“戦術的体積”を作れる。
Q2:Ξのファンネル・ミサイルは、ニュータイプ用ファンネルほど危険ではないのか
Ξのファンネル・ミサイルはビット兵器ではなくミサイルなので、射角の自由度や再使用性は一般的なファンネル系と性質が違う。
それでも「追尾してくる爆発物」を10基規模でばら撒ける時点で、相手の回避コースを設計できる点が一騎討ちでは致命的で、命中よりも“移動制限”が本質になる。
ネオ側が厄介なのは、被弾しなくても爆風で姿勢が揺れた瞬間にGバードの狙撃が通ることで、結局ファンネル・ミサイルは「狙撃補助」として最大の価値を持つ。
Q3:Gバード(G.B.R.D)はどれくらい決定打になり得るのか
Gバードはジェネレーター内蔵で徹底的小型化を行った大型兵装で、単なる外付けビーム砲ではなく“武装そのものが機動を持つ”思想にある。
威力については「スペースコロニーの河およびミラーを容易く貫通し、戦艦ブリッジを一撃で消滅させる程」とされ、当たり方次第でMSの装甲やフレームは一発で終わる。
だからこそ対Ξでは、コクピット直撃よりも推進器基部や武装マウントを狙い、機体制御を壊してから二射目で“外せない場所”を通すのが現実的になる。
Q4:Ξの巨体は不利だけでなく有利にもなるのか
巨体は被弾面積が増える一方で、80.0t級の全備重量と160,000kg推力は「弾幕を押し付ける安定性」になり、射撃戦の“場”を作りやすい。
また武装点が多いぶん同時発射が成立しやすく、ビーム・ライフルとトリプル・ミサイルとファンネル・ミサイルを別々の時間差で置くことで、相手の回避計画を分断できる。
つまり巨体は「撃たれる」弱点と引き換えに「撃ち続ける」強みを得ており、ネオ相手でも序盤に流れを掴めば一方的に転がす瞬間は確かに存在する。
Q5:コアブロックは一騎討ちで本当に意味があるのか
ネオはコア・ファイターの変形・離脱を持ち、MSとしての損傷とパイロット生存を切り離せる構造になっている。
一騎討ちでは「致命傷=敗北」になりやすいが、コアブロックがあると“無理に前へ出る”選択がしやすく、結果として攻勢の回数が増えて勝率に効いてくる。
さらに相手がΞのようにミサイル飽和を軸にする場合、被弾ゼロを目指すより「致命点だけ外す」思想が合理的になり、コアブロックはその戦い方と相性が良い。
Q6:パイロット面だけで見た場合、どちらが有利なのか
ハサウェイはU.C.0105の戦場で実戦運用を行い、政治的制約の中でも即断で突破を選ぶ胆力を持つ。
トキオはテストパイロット気質の“機体限界の引き出し”が強く、作中でも大胆な選択で局面をひっくり返すタイプとして描かれている。
純粋な一騎討ちでは、相手の照準と回避を読み合う時間が長いほど“機体限界を踏む才能”が生きるため、トキオがわずかに有利になりやすい。
まとめ|Ξガンダム vs ネオガンダム2号機
- 宇宙・遮蔽物なし・中距離開始は、Ξの飽和火力とネオの一点突破が真正面から噛み合う条件だ。
- Ξは頭頂高26.0m・全備重量80.0t・推力160,000kgで、弾幕を“押し付ける側”に回れる。
- ネオは頭頂高15.1m・全備重量20.7t・出力4,710kWで、宇宙機動の質が高い。
- Ξの勝ち筋はファンネル・ミサイルとトリプル・ミサイルで回避方向を奪い、近距離でビーム・サーベルに繋げることだ。
- ネオの勝ち筋はビーム・シールドで初動を耐え、Gバードで推進器基部や結合部を抜くことだ。
- Gバードは作中記述上、艦橋を一撃で消す級の火力とされ、当てた瞬間に勝負が終わり得る。
- コアブロックは“致命点だけ外す”戦い方を可能にし、攻勢回数を増やせる。
- 近距離開始はΞのサーベル圧が効く分だけネオの勝率がやや下がる。
- 遠距離開始は双方の一撃が通りやすく、拮抗しやすい。
- 地上(障害物なし)では爆風と着弾で空間が狭まり、Ξのミサイル飽和が相対的に強くなる。
本当に見ておいたほうがいい!「ハサウェイ・ノア搭乗ΞガンダムのIF対戦一覧表」はこちら!
こちらも要チェック!!「トキオ・ランドール搭乗ネオガンダム2号機のIF対戦一覧表」はこちら!


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