スーパーガンダム vs ガーベラ・テトラ

宇宙空間、遮蔽物なし、中距離開始という「射線が通り続ける」条件では、スーパーガンダム(RX-178+FXA-05D=Mk-IIディフェンサー)が持つロング・ライフルの初手火力と、ガーベラ・テトラ(AGX-04)の高機動突撃が、最短時間で正面衝突する。

特殊能力の解禁は原作条件準拠のため、NT覚醒やサイコミュによる「超法規の読み合い」は発生せず、純粋にスラスター運動・姿勢制御・射撃精度・弾幕設計の勝負になる。

エマ・シーンは「撃って止める」規律の射線管理でロング・ライフルと14連装ミサイル・ポッドを活かしたい一方、シーマ・ガラハウはシュツルム・ブースター級の加速で角度を奪い、ビーム・マシンガンの連射で“当て続ける”時間を作りたい。

結論を先に置くなら、遮蔽物なし中距離は「先に射線を作った側が強い」のに、ガーベラ・テトラだけが“射線を壊す速度”を持つため、事故らなければシーマが押し切る展開が最も現実的だ。

戦力分析

機体

スーパーガンダム

スーパーガンダムはガンダムMk-IIとGディフェンサーの合体形態で、主砲ロング・ライフルと14連装ミサイル・ポッドを得ることで「遠中距離の制圧」を一段引き上げる設計だ。

ガンダムMk-II側はビーム・ライフル/ビーム・サーベル×2/バルカン・ポッドシステム/シールドなど“基礎武装が揃った汎用機”で、合体後も格闘拒否の最低限は担保できる。

この対戦での立ち回りは、初手からロング・ライフルで「当てに行く一撃」を見せてブースト強要→14連装ミサイル・ポッドで回避先を潰し→ビーム・ライフルで追撃、という“射撃で運動を設計する”流れが勝ち筋だ。

ガーベラ・テトラ

ガーベラ・テトラは強襲用MSとしての高機動を核に、固定武装の腕部110mm機関砲×4とビーム・サーベル×2、そして手持ちビーム・マシンガンで「詰めながら削る」思想が徹底している。

シュツルム・ブースター装着時は推力増で直線だけでなく横滑りの角度変化で射線を切れるのが最大の脅威で、これが遮蔽物なし宇宙での生存率と突入成功率を同時に押し上げる。

さらに主兵装は発射サイクルが速いビーム・マシンガンの連射運用が要になり、単発勝負ではなく「照準を崩しながら当て続ける」実戦向きの火力運用ができる。

この対戦での立ち回りは、シュツルム・ブースターの加速でロング・ライフルの“構え直し”の隙を踏み、ビーム・マシンガン+腕部110mm機関砲でセンサーと関節を苛め、最後はビーム・サーベルで確実に終わらせる形になる。

パイロット

エマ・シーン

エマはティターンズ出身の実戦軍人として規律と状況判断が強みで、感情に飲まれるほどに判断が鈍る場面でも「射線を守る」優先順位を戻せるタイプだ。

この対戦での立ち回りは、スーパーガンダムの長射程火力を“焦って撃たない”ことが重要で、ロング・ライフルの一撃を見せた後はミサイル散布で相手の進路を制御し、ビーム・ライフルで確実に削る冷静さが要求される。

ただし遮蔽物なし宇宙戦での単独一騎討ちは「被弾=即不利」になりやすく、支援戦で光るエマの長所が、逆に“読み負けた瞬間の取り返し”を難しくする。

シーマ・ガラハウ

シーマは裏切りも含めて生存を掴みに行く現場型の指揮官で、泥臭くても勝つための手順を優先し、戦場の温度で判断を変えられる。

この対戦での立ち回りは、正面からの撃ち合いを避け、シュツルム・ブースターの加速と姿勢変換の速さで“相手の照準プロセス”そのものを破壊し、ビーム・マシンガンの連射で当たり判定の時間を伸ばすことに尽きる。

結果として、同じ一撃必殺でも「一発を当てる」エマに対し、「当て続けて崩す」シーマのほうが遮蔽物なしの宇宙戦で事故率を下げやすい。

スーパーガンダム vs ガーベラ・テトラ|一騎討ちシミュレーション

序盤戦

中距離で相互に目視ロックが成立した瞬間、エマはロング・ライフルを先に通すために機体を一拍止めて照準を締め、シーマはシュツルム・ブースターの加速で“止まった一拍”を咎める角度へ滑り込む。

エマのロング・ライフルが一閃して宇宙に白い線を刻むが、ガーベラ・テトラは急加速と姿勢制御で軌道を外し、返す刀でビーム・マシンガンを短連射してスーパーガンダムの肩・脚の推進部に散弾のように当たり判定をばら撒く。

エマは直撃を避けつつ14連装ミサイル・ポッドを広く散開発射して“回避の空間”そのものを削るが、シーマはミサイルの密度が上がる前に距離を詰め、爆風圏外を踏むようにさらに内側へ潜る。

中盤戦

距離が縮むほどスーパーガンダムはロング・ライフルの取り回しが苦しくなり、エマはビーム・ライフルへ持ち替えて牽制しながらミサイルの再装填間合いを稼ぐが、シーマはビーム・マシンガンの発射サイクルで“撃ち返しの間”を奪い続ける。

被弾が増えて焦りが喉元まで来たエマは、操縦桿を握り直しながら「戦争になると元気で頭も回るようね」と呟き、無理な追い撃ちを捨てて防御姿勢へ切り替える。

しかしシーマはその“落ち着いた瞬間”を逃さず、腕部110mm機関砲とビーム・マシンガンを交互に刻んでシールドの受け角を崩し、スーパーガンダムの脚部スラスター周りに薄い損傷を積み上げて機動の自由度を奪っていく。

終盤戦

機動が鈍ったスーパーガンダムは射線を作るためにさらに止まりがちになり、エマは“最後の一発”としてロング・ライフルを再び構えるが、その瞬間の姿勢変化がシーマには「狩りの合図」に見える。

ガーベラ・テトラは推力で一気に上下へ位相をずらし、ロング・ライフルの照準線が追い付く前にビーム・マシンガンの連射をコクピット周辺ではなく“Gディフェンサー側の接続域”へ集中させる。

エマは14連装ミサイル・ポッドを近距離でばら撒いて距離を剥がそうとするが、遮蔽物がない宇宙では爆風も破片も自分の逃げ場を消し、逆にシーマの突入ラインだけが最短に整ってしまう。

決着

シーマはミサイルの爆散の縁を踏むように機体を捻り、ビーム・マシンガンでスーパーガンダムの頭部センサーと脚部関節へ“最後の削り”を入れて姿勢制御を飽和させ、同時にビーム・サーベルを抜いて真正面の死角へ滑り込む。

姿勢を立て直そうとしたエマの機体が一瞬だけ腹を晒した瞬間、ガーベラ・テトラのビーム・サーベルがGディフェンサーとの接続部から胴体へ斜めに走り、外部ユニットの破断と推進剤の噴出が連鎖してスーパーガンダムは“合体形態の強み”ごと崩れ落ちる。

爆散光の中でシーマは熱の残る操縦席に沈み込みながら「アタシは故あれば寝返るのさ!」と吐き捨て、勝ち残るために最短の手順だけを選んだ自分のやり方を一片の躊躇もなく肯定して戦闘を終える。

スーパーガンダム vs ガーベラ・テトラ|勝敗分析

勝敗判定

勝者:ガーベラ・テトラ(シーマ・ガラハウ)で、想定勝率は65%だ。

勝因分析

  • 高機動突撃でロング・ライフルが要求する“止まり”を継続的に咎められる。
  • 角度変化で射線を切り続け、遮蔽物なしでも被弾率を下げられる。
  • ビーム・マシンガンの連射で「当て続けて崩す」時間を作れる。
  • 腕部110mm機関砲の固定武装で弾幕密度を落としにくい。
  • 合体形態の接続域を突くと、スーパーガンダムの強みが弱点化する。

スーパーガンダム vs ガーベラ・テトラ|異なる条件の場合

宇宙戦・近距離開始

近距離開始だとロング・ライフルの“構え”が最初から封じられ、スーパーガンダムはビーム・ライフルとシールドで凌ぎながら距離を作るしかなくなる。

だがガーベラ・テトラは近距離こそビーム・マシンガンの連射と腕部110mm機関砲の削りが刺さり、エマが回避に割く瞬間にビーム・サーベルの踏み込みが通りやすい。

したがって勝敗予想はガーベラ・テトラ勝利で勝率75%程度まで上がり、エマの勝ち筋は「初動で強引に距離を剥がしてロング・ライフルに戻す」一点に寄る。

宇宙戦・遠距離開始

遠距離開始ならエマはロング・ライフルの最大価値を引き出しやすく、初手で一撃を“見せる”だけでもシーマの突入角を限定できる。

シーマ側も加速で射線を切りながら詰める方針は変わらないが、距離があるほどミサイル散布の密度を上げられ、遮蔽物なしでも“回避先がない瞬間”が作られやすい。

結果として勝敗予想は拮抗し、スーパーガンダム45%:ガーベラ・テトラ55%くらいまで縮むが、当たれば即決のロング・ライフルがある分だけエマの上振れも現実的だ。

地上戦

地上戦では宇宙ほど三次元機動で角度を作れず、ガーベラ・テトラの“射線を壊す速度”が落ちる一方で、スーパーガンダムはロング・ライフルとミサイルで地形がない場所でも面制圧を作りやすい。

またガンダムMk-II側の汎用武装(ビーム・ライフル/シールド等)が地上の近距離で活き、エマは「撃って押し返す」テンポを取り戻しやすい。

よって地上戦はスーパーガンダム勝利寄りで勝率55%程度と見て、シーマが勝つには短時間で接近してビーム・サーベルに持ち込む必要がある。

スーパーガンダム vs ガーベラ・テトラに関するQ&A

Q1:スーパーガンダムの最大の強みは何か

最大の強みは、合体によって獲得するロング・ライフルと14連装ミサイル・ポッドが「射程」と「面制圧」を同時に成立させ、相手の機動そのものを設計できる点だ。

ロング・ライフルは単発でも相手に“突入を躊躇させる圧”を与えられるため、シーマの突入角を縛る起点になる。

この一騎討ちでは、その圧で突入角を限定し、ミサイルで回避先を潰し、ビーム・ライフルで削るという三段構えが成立するかどうかが全てになる。

Q2:ガーベラ・テトラの“当て続ける”強さはどこから来るのか

主兵装のビーム・マシンガンは連射運用が要になり、単発の撃ち合いより「当たり判定の時間」を稼げるのが大きい。

そこに腕部110mm機関砲×4の固定武装が加わることで、手持ち武装を撃っている最中も弾幕の密度を落としにくく、相手の回避行動を窮屈にできる。

さらに高推力による距離の詰め直しが速く、当てる時間を途切れさせない運動が可能になる。

Q3:遮蔽物なし中距離で、スーパーガンダムが勝つ現実的ルートはあるのか

あるが条件が厳しく、初手のロング・ライフルが「直撃」か「至近の爆散で姿勢を崩す」レベルで効いて、シーマの最初の突入テンポを潰す必要がある。

そのうえで14連装ミサイル・ポッドを“追い払うため”ではなく“進路を削るため”に使い、角度変化を強制的に単調化させるのが鍵になる。

角度が単調になった瞬間だけビーム・ライフルを差し込み、再びロング・ライフルへ戻すという「射撃の役割分担」を崩さなければ勝ち切りは難しい。

Q4:ガーベラ・テトラが“接続部狙い”を選ぶ理由は何か

スーパーガンダムは合体で火力を得ているため、合体を破綻させればロング・ライフルとミサイル運用の脅威が大きく下がり、勝負が一気に短くなるからだ。

ガーベラ・テトラ側は角度を奪って当て続ける時間を作れるので、狙点を一点に絞るほど効率が上がる。

その結果、コクピットを狙うよりも「機能停止に直結する構造上の弱点」を狙うほうが、被弾リスクに対するリターンが大きい。

Q5:エマとシーマの操縦思想の差は戦闘にどう出るのか

エマは規律と射線管理で“撃って止める”戦いを作り、相手の暴れ方を制限することで自分の精度を通すタイプだ。

一方シーマは勝ち筋のためなら危険角も踏む現場感が強く、短期決戦で「勝てる手順」を選ぶ温度で動く。

この差が、同じ宇宙戦でも“長引くほど不利になりやすい側”を分け、ガーベラ・テトラの押し切り展開が生まれやすくなる。

Q6:もしロング・ライフルが初弾で外れたらどうなるのか

初弾を外すだけならまだ挽回可能だが、「止まって撃った」という事実がシーマに突入の合図を渡すため、次の数秒で一気に苦しくなる。

角度を奪われるとエマは武装切替の余裕を失い、ビーム・ライフルとミサイルの役割分担が崩れ、守勢のまま近距離へ押し込まれやすい。

したがって外した直後にミサイル散布で距離を剥がせなければ、スーパーガンダムは火力を活かす前に近距離戦へ引きずり込まれる形になりやすい。

まとめ|スーパーガンダム vs ガーベラ・テトラ

  • 遮蔽物なし中距離は「射線を作る側」と「射線を壊す側」の勝負になりやすい。
  • スーパーガンダムはロング・ライフルと14連装ミサイル・ポッドで遠中距離の制圧が核だ。
  • ガーベラ・テトラは高推力と角度変化で突入角を奪えるのが核だ。
  • ビーム・マシンガンの連射運用は「当て続けて崩す」展開を作りやすい。
  • 本条件の想定勝者はガーベラ・テトラ(シーマ)で勝率65%だ。
  • 近距離開始はガーベラ・テトラがさらに有利になる。
  • 遠距離開始はロング・ライフルが活きて拮抗する。
  • 地上戦は角度機動が落ちてスーパーガンダムがやや有利になる。
  • エマは冷静な射線管理が勝ち筋で、焦りは敗因になりやすい。
  • シーマは短期で勝ち手順を選び、合体形態の弱点を突くと決着が速い。

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