宇宙空間、デブリなど遮蔽物なし、中距離始動という条件は、回避の「逃げ場」を奪い、純粋な火力密度と迎撃能力の差をむき出しにする舞台だ。
ラフレシアはIフィールドと全周攻撃を両立し、巨大MAの弱点だった近接防御まで「テンタクラー・ロッド」で補う、面制圧の化け物だ。
ネオガンダム2号機は、携行兵装G-B.R.Dとビーム・シールドを軸に、中距離の撃ち合いから機動変換で刺しに行ける「ガンダム型」の殺し筋を持つ機体だ。
この条件では、ネオガンダム2号機が“当て続けて崩す”か、ラフレシアが“一度捕まえて終わらせる”かの、決着の形が最初から二択に絞られる。
戦力分析
機体
ラフレシア
ラフレシアはネオ・サイコミュで機体各部を思考制御し、計125基の攻撃用触手「テンタクラー・ロッド」と全身メガ粒子砲、さらにIフィールドで「撃っても効かない・寄っても死ぬ」を同時に成立させた試作MAだ。
この対戦では、テンタクラー・ロッドを“迎撃網”として先に広げ、ネオガンダム2号機のG-B.R.D照準線を触手で折り、射角を失った瞬間に捕縛へ切り替える立ち回りが最適解になる。
なおバグは本来ザムス・ガル側で運用される無人兵器で、ラフレシア単独の標準兵装としては扱いに注意が必要なため、この一騎討ちでは「随伴なし」として不使用扱いにする。
ネオガンダム2号機
ネオガンダム(RX-99)は出力4,710kW、総推力95,200kgの試作MSで、武装はバルカン砲×2、ビーム・サーベル×2(ビーム・バルカン/ビーム・ガン兼用)、G-B.R.D、ビーム・シールドを持つ。
G-B.R.Dはジェネレーター内蔵で自前の電力を賄い、スラスターも備えることで本体の機動力とセンサー強化に寄与し、ヴェスバー系の可変速・収束率調整の流れを汲む“撃って動ける大火力”を成立させる。
この対戦では、Iフィールドに対し“出力で押す”発想に寄り過ぎるとテンタクラー・ロッドに照準を分断されるため、G-B.R.Dで触手基部やIフィールド発生源を狙い、局所的に防御を薄くしてからビーム・サーベルでコクピット部へ急襲するのが勝ち筋になる。
パイロット
カロッゾ・ロナ
カロッゾはラフレシアをネオ・サイコミュで統合運用し、触手の同時制御で“相手の回避先そのもの”を奪っていくタイプの操縦を取れるため、遮蔽物なしの宇宙戦ほど支配力が増す。
この対戦では、撃ち合いで焦らずIフィールドで受け止め、テンタクラー・ロッドの捕縛→チェーンソー/ビーム砲の局所破壊→メガ粒子砲の止めという「工程」を崩さないことが最大の強みになる。
トキオ・ランドール
トキオは『機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91』の主人公で、ネオガンダム(2号機)に搭乗する実績を持つ。
この対戦では、真正面の火力勝負はIフィールドと全周砲で不利になりやすいため、G-B.R.Dの射角自由度と推力補助で“横・斜め上・斜め下”の軸ずらしを繰り返し、触手網が完成する前にコクピット付近へ刺し込む胆力が問われる。
ラフレシア vs ネオガンダム2号機|一騎討ちシミュレーション
序盤戦
中距離で相対した瞬間、ラフレシアは花弁ユニットを開きながらメガ・ビーム・キャノンとメガ粒子砲群で空間を“塗りつぶす”ように先制し、ネオガンダム2号機はビーム・シールドを立てつつG-B.R.Dで反撃角を探る。
ネオガンダム2号機のG-B.R.Dは収束を絞って花弁基部へ点で突き刺しにいくが、ラフレシアのIフィールドがビームの効きを鈍らせ、さらにテンタクラー・ロッドが弾道へ“曲がって入ってくる”ため、射線が毎回寸断されていく。
中盤戦
トキオは推力変換で一気に側面へ回り込み、G-B.R.D→ビーム・ガン→ビーム・サーベルへの切替で触手の間合い内へ踏み込む賭けに出て、「面白いじゃないですか…」と自分に言い聞かせるように呟く。
だがラフレシアは触手を“攻撃”ではなく“拘束”として使い、テンタクラー・ロッドがネオガンダム2号機の脚部・左腕・G-B.R.D保持側へ同時に絡みつき、チェーンソーが装甲を削りながら機体姿勢そのものをねじ伏せる。
終盤戦
ネオガンダム2号機はビーム・シールドで触手のビーム砲を受け流しつつ、ビーム・サーベルで絡みつくロッドを数本切断して脱出角を作ろうとするが、125基という物量は“切った分だけ別角度から増える”圧になって返ってくる。
ラフレシアは拡散ビーム砲で回避ベクトルを潰し、次の瞬間にメガ粒子砲の斉射でG-B.R.Dの射線と推進剤タンク付近を重点的に焼き、ネオガンダム2号機の加速力と長射程の両方を同時に奪いにくる。
決着
最後は、テンタクラー・ロッドがネオガンダム2号機の四肢関節とバックパック基部を“羽交い絞め”に固定し、ビーム・シールドを過負荷で弾けさせた直後、花芯部正面のメガ粒子砲がコクピットブロックへ一直線に貫通して機体内部を白熱化させ、爆散する機体を見下ろしながらカロッゾが「つくづくお前は悪い子だ。大人のやることに疑いを持つのはよくない」と冷たく言い放って戦闘が終わる。
ラフレシア vs ネオガンダム2号機|勝敗分析
勝敗判定
勝者はラフレシアで、想定勝率はラフレシア65%:ネオガンダム2号機35%だ。
勝因分析
- Iフィールドが中距離の主兵装であるG-B.R.Dの決定力を削り、削り合いの期待値を反転させた。
- テンタクラー・ロッド125基という同時迎撃・同時捕縛の物量が、回避と照準の両方を奪った。
- 全身メガ粒子砲と拡散ビーム砲が「回避先」を先に焼き、機動戦の逃げ道を消した。
- ネオガンダム2号機は“刺し込み”で勝ち筋が出る一方、接近がそのまま捕縛レンジに入るリスクになった。
- バグ不使用でも成立するラフレシア単体の完結性が、随伴要素を排した一騎討ち条件と噛み合った。
ラフレシア vs ネオガンダム2号機|異なる条件の場合
宇宙戦・近距離開始
近距離開始ならネオガンダム2号機は初手からビーム・サーベルとビーム・シールドの“格闘圧”を押し付けられるため、コクピット近傍に一瞬でも潜り込めれば逆転の芽が立つ。
ただしラフレシアは近接防御を想定してテンタクラー・ロッドを持ち、捕縛→切断→焼却の工程が近距離ほど早回しになるため、踏み込みが深いほど一撃死の危険も跳ね上がる。
結論として勝敗予想はラフレシア60%:ネオガンダム2号機40%で、ネオガンダム2号機は“最初の数十秒で刺せるか”が全てになる。
宇宙戦・遠距離開始
遠距離開始ならネオガンダム2号機はG-B.R.Dの長射程と精密照準を押し付けやすく、花弁基部や推進部へ「点の損傷」を積み上げる展開を作れる。
それでもラフレシアはIフィールドと全周砲で“撃たれても前進できる”側であり、拡散ビーム砲とメガ粒子砲の面制圧が始まった時点で、遠距離はむしろ逃げ場のない処刑場に変わる。
結論として勝敗予想はラフレシア55%:ネオガンダム2号機45%で、ネオガンダム2号機は「遠距離のうちに推進系を壊して近づかせない」ことが必須になる。
地上戦
地上戦はラフレシアの運用想定から外れる仮定が大きい一方、ネオガンダム2号機はMSとして最低限の機動・姿勢制御が成立するため、成立時点でネオガンダム2号機が有利になりやすい。
ただしラフレシアが浮揚・ホバリング同等の機動を許される扱いになると、テンタクラー・ロッドの捕縛力は重力下でも脅威で、近距離の拘束からのメガ粒子砲という勝ち筋自体は変わらない。
結論として“地上でラフレシアの自由機動が大きく制限される”前提ならネオガンダム2号機55%:ラフレシア45%だが、“自由機動が許される”前提なら宇宙戦同様にラフレシア優勢になる。
ラフレシア vs ネオガンダム2号機に関するQ&A
Q1:ネオガンダム2号機はIフィールドをどう突破すべきか
Iフィールドは正面からの単純なビーム押しでは分が悪いので、G-B.R.Dで花弁基部・推進系・発生源候補へ点で損傷を入れ、局所的に防御と姿勢制御を同時に乱すのが現実的だ。
次に、損傷で生まれた“ロッドの密度が薄い瞬間”へビーム・シールドを盾に突っ込み、ビーム・サーベルでコクピット周辺へ最短距離の脅威を作って操縦負荷を跳ね上げるのが狙いになる。
それでも125基のテンタクラー・ロッドが迎撃と捕縛を両立するため、突破は「理屈」より「タイミング」の勝負になり、成功率は総じて高くない。
Q2:ラフレシアのテンタクラー・ロッドはどれほど脅威か
テンタクラー・ロッドは各花弁に25基ずつ合計125基という物量で、単なる“近接武器”ではなく、同時多方向からの迎撃・拘束・切断を一体運用できるのが本質だ。
MS側が回避に成功しても、回避後の姿勢制御や加速ベクトルにロッドが絡めば“回避したのに止まる”現象が起き、次弾のメガ粒子砲が確定弾になりやすい。
つまり脅威は火力より「運動の自由を奪うこと」で、遮蔽物なしの宇宙戦ではそれがそのまま致命傷の確率を押し上げる。
Q3:G-B.R.Dはラフレシア相手に有効打になり得るか
G-B.R.Dは内蔵ジェネレーターで電力を賄い、本体推力と合わさって機動力強化にも寄与するため、“撃つこと”自体の強さはラフレシア相手でも通用する土台がある。
ただしラフレシアはIフィールドと全周迎撃で「当て続ける」難度が高く、さらにロッドの妨害で射線維持が困難になるため、G-B.R.Dを主砲に据えるほど勝率は落ちやすい。
有効打にするなら、主砲ではなく“状況を作る道具”として、推進部や花弁基部へ損傷を入れて接近の数秒を稼ぐ運用が最も現実的だ。
Q4:この一騎討ちで「バグ」は出てくるのか
ラフレシアはバグと並んで語られがちだが、バグは本来ザムス・ガル側で運用される兵器であり、ラフレシア単独の“確定武装”として扱うのは注意がいる。
よって今回のように随伴艦艇や外部制御を排した一騎討ちでは、バグを封印してもラフレシアの強み(Iフィールド、ロッド、全身メガ粒子砲)が損なわれない点が重要になる。
逆に、もしバグを許可する条件にするとネオガンダム2号機は迎撃対象が指数的に増え、ビーム・シールドの運用限界が早まり、展開はさらに厳しくなる。
Q5:トキオの操縦で勝ち目を最大化する“具体策”は何か
第一に、射撃の当て合いを捨て切らずとも「正面に居続けない」ことが絶対条件で、G-B.R.Dの射撃は“停止して撃つ”ではなく推力変換と同時に撃ち、撃った瞬間に軸をずらしてロッドの収束を外すべきだ。
第二に、ビーム・シールドは防御に温存せず、触手のビーム砲を受ける角度を作って“切り返しの1秒”を買うために使い、買った1秒でビーム・サーベルを振る距離まで踏み込むべきだ。
第三に、狙いは胴体全体ではなくコクピット周辺と推進系で、花芯部へ到達できないと判断した瞬間は“推進系破壊で鈍足化→再接近”へ切り替える柔軟さが勝率をわずかに押し上げる。
まとめ|ラフレシア vs ネオガンダム2号機
- 遮蔽物なし中距離は、面制圧と捕縛の強いラフレシアが最も輝く条件だ。
- ラフレシアはIフィールドとテンタクラー・ロッド125基で「撃ち合い」と「近接」を同時に支配する。
- ネオガンダム2号機はG-B.R.Dとビーム・シールドで“撃って動く”設計だ。
- G-B.R.Dの単純な火力押しはIフィールドに吸われやすく、射線もロッドに折られやすい。
- ネオガンダム2号機の勝ち筋は「局所破壊で薄い瞬間を作り、コクピットへ刺す」一点に寄る。
- ラフレシアは捕縛→局所破壊→止めの工程が崩れにくく、決着の再現性が高い。
- 中盤の勝負所は、ロッド網が完成する前にトキオが“踏み込む勇気”を出せるかだ。
- 近距離開始ではネオガンダム2号機の一発逆転が増えるが、捕縛即死の危険も同時に増える。
- 遠距離開始はネオガンダム2号機が削りを作りやすいが、最終的には面制圧に飲まれやすい。
- 総合勝率はラフレシア優勢で、ネオガンダム2号機は“当て続ける”ではなく“刺し切る”発想が必要だ。
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