宇宙空間、デブリなどの遮蔽物なし、中距離始動という「逃げ場のない射撃場」で、接近戦特化の色が濃いガンダムアストレイレッドフレーム レッドドラゴン(ロウ・ギュール)と、砲撃戦のために研ぎ澄まされたライトニングバスターガンダム(ディアッカ・エルスマン)が正面からぶつかる。
レッドドラゴンはガーベラ・ストレートと三基のカレトヴルッフを「武器に見える作業工具」として運用し、ミラージュコロイドとドライグヘッドの強化センサーで姿勢制御まで噛ませて、常識外の接近ルートを捻り出す機体だ。
ライトニングバスターは核エンジンとVPS装甲を土台に、MA-X60S/D 複列砲身多目的砲とMMI-KX815 高エネルギービームガン、77式多目的誘導弾発射筒で「近づかせない勝ち筋」を量産できる砲台だ。
この条件では、レッドドラゴンが「一度の肉薄で決め切る」か、ライトニングバスターが「接近の回数そのものをゼロにする」かの二択になり、両者の最短手が真正面から衝突する。
戦力分析
機体
ガンダムアストレイレッドフレーム レッドドラゴン
レッドドラゴンはMBF-P02系のバッテリー機で、頭部ドライグヘッドと背部フライトユニット、そして三基のカレトヴルッフを中核に「姿勢制御・撹乱・近接」を同時に成立させる変則機だ。
カレトヴルッフ自体がミラージュコロイド散布機能を持ち、相手のミラージュコロイド機能を無効化する用途まで含めた多機能ツールとして設計されているのが、この対戦での最大の差別化点になる。
カレトヴルッフはSモード(斬撃)とGモード(射撃)を切り替え、二基連結でアンビデクストラス・ハルバードにするなど「形態そのものが戦術」になり得る。
遮蔽物なしの宇宙でも、Gモードで牽制しつつミラージュコロイドで照準を乱し、ドライグヘッドのセンサー強化で弾道を読んでからSモードの一撃へ繋ぐ“段取り”を作れるのが、この機体の勝ち筋だ。
ライトニングバスターガンダム
ライトニングバスターはZGMF-103HDで、核エンジン換装とコクピットのインターフェイス最適化を土台に、原型機の「中・長距離砲撃型」コンセプトを踏襲して遠距離武装を厚くした改修機だ。
武装は腰部MMI-KX815 高エネルギービームガン、バックパックMA-X60S/D 複列砲身多目的砲、そしてバックパックの77式多目的誘導弾発射筒で、射線密度を段階的に上げていける構成になっている。
複列砲身多目的砲は折りたたみ状態の上下2連装と展開状態の単装を使い分け、腰だめ・肩越しの配置転換まで含めて「射線を切らせない」運用が可能だ。
遮蔽物なし中距離では“当て続ける設計思想”がそのまま勝率に直結し、レッドドラゴンの接近を「回避コスト」と「被弾確率」の両面で押し潰せるのが立ち回りの核になる。
パイロット
ロウ・ギュール
ロウは機体そのものの設計者としてドライグヘッドとカレトヴルッフの特性を「性能」ではなく「使いどころ」で把握しており、武装を“道具”として捌く柔軟性が突出している。
敵の武装密度が高いほど“工具を武器に変える瞬間”のキレが増すタイプで、直線的な殴り合いよりも、相手の攻撃が最大化する瞬間に逆に差し込む戦い方が得意だ。
この一騎討ちでロウが狙うべきは、ガーベラ・ストレートの切断力で砲撃そのものを断つのではなく、Gモードのカレトヴルッフで射撃戦に「参加」しながら、ミラージュコロイドの姿勢制御とドライグヘッドの索敵で“接近の手順”を組む一点突破だ。
つまり「撃ち合いで勝つ」ではなく「撃ち合いを成立させたまま、相手の面制圧が完成する前に懐へ入る」が、ロウの勝ち筋になる。
ディアッカ・エルスマン
ディアッカは射撃戦での状況判断と射線構築に強みがある射撃系パイロットで、ライトニングバスターの“遠距離武装の厚さ”を最も活かせる適性を持つ。
今回も“距離を維持して撃ち切る”が最適解であり、相手がミラージュコロイドで照準を乱してきても、弾幕の密度で優位を維持する判断ができるのが強い。
この一騎討ちでディアッカが徹底すべきは、77式多目的誘導弾発射筒でレッドドラゴンの進路を塞ぎ、複列砲身多目的砲で速度ベクトルそのものを削り、最後に腰部ビームガンで追撃して「回避の余地を消す」三段構えだ。
相手の勝ち筋が“接近の回数”に依存する以上、その回数をゼロにする発想が徹底できれば、ディアッカ側が最も安定する。
ガンダムアストレイレッドフレーム レッドドラゴン vs ライトニングバスターガンダム|一騎討ちシミュレーション
序盤戦
中距離で視界を遮るものがない以上、開幕の主導権は複列砲身多目的砲の展開速度と射線形成にかかり、ディアッカは上下2連装のまま撃てる角度へ滑らせつつ、77式多目的誘導弾発射筒の初弾で回避方向を限定する。
ロウは真正面から逃げると追い詰められると読んで、ドライグヘッドのセンサー強化と姿勢制御を信じ、カレトヴルッフGモードで散発的にビームを返しながら“撃たせて弾道を読む”方向へ舵を切り、「降りかかった火の粉は、全力で振り払う!」と機体を反転させて急加速を開始する。
複列砲身多目的砲のビームが二条の熱線として宇宙に刻まれ、遅れて腰部MMI-KX815 高エネルギービームガンが“追尾する点”として重なり、ミサイルの破片雲が回避ルートを塗りつぶすが、レッドドラゴンはロールして被弾面積を絞り、三基のカレトヴルッフを盾兼スラスターのように使って射線の「中心」だけを避け続ける。
中盤戦
距離が詰まり始めると、ディアッカは“当てに行く”から“寄せ付けない”へ切り替え、77式多目的誘導弾発射筒を連続散布して回避先を先回りで爆風圏にし、複列砲身多目的砲を肩越しに上げて上方退避まで封じる。
ロウはカレトヴルッフをSモードへ組み替えて刃長を稼ぎ、二基連結のアンビデクストラス・ハルバードで“当たれば終わる間合い”を外側へ拡張しながら、ガーベラ・ストレートは抜かずに温存し、ビルドナイフとビルドカッターの分離で手数を増やして射撃の隙間へ身体をねじ込む。
しかし遮蔽物なしの宇宙ではライトニングバスターの射線は「線」ではなく「帯」になり、腰部ビームガンの左右差し込みと複列砲身多目的砲の面制圧が重なって、レッドドラゴンの“回避そのもの”が推力とバッテリーを削る消耗戦へ変質し、ロウの接近は一歩ずつ確実に重くなっていく。
終盤戦
ロウは勝ち筋が“零距離の一撃”しか残っていないと判断し、ガーベラ・ストレートを抜刀して切断を狙える角度へ構え、カレトヴルッフGモードの牽制を捨てて推力を前進に全振りし、ドライグヘッドの索敵で砲口が開く瞬間を見てから突っ込む。
ディアッカは“射線を切らせない”ために、複列砲身多目的砲を展開状態の単装として収束させつつ、腰部MMI-KX815 高エネルギービームガンを左右別タイミングで撃って回避方向を縫い止め、「奇襲の成否は、その実働時間で決まるもんじゃない」と冷静に呟きながら、突進が「予測できる直線」になった瞬間を待つ。
レッドドラゴンは最後の数秒でカレトヴルッフを盾として前面に投げるように配置し、ビームが当たる前に刃で逸らしてガーベラ・ストレートの斬撃へ繋ぐ構えを作るが、ライトニングバスターはミサイルの爆風で姿勢を乱し、砲撃の密度で“斬るための踏ん張り”そのものを奪いにかかる。
決着
決着の一手は、ディアッカが77式多目的誘導弾発射筒を“回避先”ではなく“現在地”へ重ね、爆風でレッドドラゴンの前進ベクトルをわずかに上へずらした瞬間に、MA-X60S/D 複列砲身多目的砲の収束ビームを「フライトユニット付け根」と「右肩ブロック」の中間へ通して推進ラインを焼き切ったことだ。
推力が一拍遅れて死んだレッドドラゴンは、ガーベラ・ストレートの斬撃が“届くはずの角度”から半身ぶれ、カレトヴルッフSモードの刃先が空を切った刹那に、腰部MMI-KX815 高エネルギービームガンが関節を抉って右腕の追従を止め、刃が戻らないまま機体姿勢が崩壊する。
最後は複列砲身多目的砲の追撃がコクピット周辺の装甲とフレームを一直線に貫いて主電源系を断ち、レッドドラゴンのモニターが一斉に暗転して沈黙へ落ち、ライトニングバスターは距離を保ったまま再照準して爆散を待たずに戦闘終了を確定させる。
ガンダムアストレイレッドフレーム レッドドラゴン vs ライトニングバスターガンダム|勝敗分析
勝敗判定
勝者はライトニングバスターガンダムで、同条件(宇宙・遮蔽物なし・中距離開始)での想定勝率はライトニングバスター65%:レッドドラゴン35%だ。
勝因分析
- MA-X60S/D 複列砲身多目的砲とMMI-KX815 高エネルギービームガンの射線重ねで回避余地を消せる点が、遮蔽物なし宇宙の条件と噛み合う。
- 77式多目的誘導弾発射筒の爆風と破片雲が、レッドドラゴンの機動を「推力消費の罠」に変えられる。
- レッドドラゴンの決定力は高いが、接近の回数を作れないとSモードとガーベラ・ストレートが機能しない。
- バッテリー機の連続高機動回避は終盤の推力と電力の枯渇に直結しやすい。
- 核動力の継戦能力が、面制圧をためらわず継続できる心理的・物理的余裕に繋がる。
ガンダムアストレイレッドフレーム レッドドラゴン vs ライトニングバスターガンダム|異なる条件の場合
宇宙戦・近距離開始
近距離開始なら勝者はレッドドラゴン寄りで、想定はレッドドラゴン55%:ライトニングバスター45%になる。
理由は、複列砲身多目的砲とミサイルが「面」を作る前に、ガーベラ・ストレートとカレトヴルッフSモードが“当たれば終わる間合い”を先に押し付けられるからだ。
ライトニングバスター側も腰部MMI-KX815 高エネルギービームガンの即応性で切り返せるが、距離が短いほど回避は「小さく速く」なり、レッドドラゴンの読みと姿勢制御が活きて一撃の期待値が跳ね上がる。
宇宙戦・遠距離開始
遠距離開始なら勝者はライトニングバスターで、想定はライトニングバスター75%:レッドドラゴン25%になる。
遠距離では、77式多目的誘導弾発射筒の散布と複列砲身多目的砲の収束射撃が「接近ルートの設計図」を最初から塗りつぶし、ミラージュコロイド由来の工夫が“射線の量”で相殺されやすいからだ。
レッドドラゴンが勝つには“時間を買って”一気に肉薄する必要があるが、遮蔽物なしの遠距離はその時間そのものが被弾確率の積み上げになり、到達前に推力・電力・機体各部が削れすぎる。
地上戦
地上戦(障害物なし・中距離開始)でも勝者はライトニングバスター寄りで、想定はライトニングバスター60%:レッドドラゴン40%になる。
重力下ではレッドドラゴンの機動は成立する一方、上昇・旋回のたびに推力負担が増え、ミサイルの爆風で姿勢を崩されたときのリカバリーが宇宙より重くなるため、射線の“下方向への押し付け”が効きやすい。
ただし一度でも距離を詰めれば、ガーベラ・ストレートとカレトヴルッフSモードで脚部・武装腕の切断から試合を畳めるので、ライトニングバスターは「最初の30秒で主導権を固定する」必要がある。
ガンダムアストレイレッドフレーム レッドドラゴン vs ライトニングバスターガンダムに関するQ&A
Q1:カレトヴルッフのミラージュコロイドは、ライトニングバスターの照準をどこまで崩せるか
カレトヴルッフのミラージュコロイドは単発射撃のロック精度を落とす効果が期待でき、姿勢制御の安定にも寄与するため、点射を主体とする相手なら生存性を大きく上げられる。
ただしライトニングバスターの主火力は複列砲身多目的砲とミサイルで、点ではなく面を制圧できる以上、ロックが甘くなっても「回避先」を潰されやすく、撹乱だけで無傷に近距離へ入るのは難しい。
結論としてミラージュコロイドは“接近のための時間を稼ぐ補助輪”としては強いが、それ自体が勝ち筋になりにくく、最終的にはガーベラ・ストレートやSモードの一撃へ繋げられるかが全てになる。
Q2:レッドドラゴンが中距離開始で勝つための最短手は何か
最短手は、Gモードのカレトヴルッフで射撃戦に“参加”して相手の射線形成を遅らせ、同時に三基の配置で盾・推力・牽制を兼用し、砲口の向きを読んで「斜め前進」を続けることだ。
次に、二基連結のアンビデクストラス・ハルバードで有効間合いを外側へ伸ばし、腰部ビームガンの射角が通りにくい“近すぎる距離”へ一気に入って、脚部か砲撃アームのどちらかを斬って砲撃密度を落とす必要がある。
最後はガーベラ・ストレートでコクピット狙いではなく機体中枢(主電源・推進基部)を断つ形で沈黙を狙うのが現実的で、ここまでを一連の“手順”として成立させられた時だけ勝ちが見える。
Q3:ライトニングバスターが最も警戒すべきレッドドラゴンの攻め筋は何か
最も危険なのは、カレトヴルッフの形態変更と姿勢制御で「射線の外」を作り、複列砲身多目的砲の展開・再配置のタイミングに合わせて急加速し、ガーベラ・ストレートの斬撃を砲撃アームや脚部へ先に当てて火力を減衰させる攻めだ。
ライトニングバスターは火力が厚い反面、相手に“近すぎる距離”を許すとミサイルと複列砲身多目的砲の強みが出にくくなり、腰部ビームガンだけで切り返す場面が増えるため、最初の接近を止めきれなかった瞬間に不利が加速する。
従って警戒ポイントは「一撃で倒される」ではなく「一撃で配置転換を強要される」であり、そこを起点に射線密度が落ちて二度目の接近が通るのが最悪のパターンになる。
Q4:バッテリー機と核動力機の差は、この一騎討ちにどう出るか
レッドドラゴンはバッテリー機で、長時間の高機動回避と連続変形・武装運用は、終盤に推力と電力の余裕を削りやすい構造的リスクになる。
一方ライトニングバスターは核動力の前提があるため、遠距離武装を継続投入する“消耗を許す戦い方”が成立しやすく、遮蔽物なしの中距離開始ではこの差がそのまま「撃ち続けた側が勝つ」圧力になる。
つまりレッドドラゴンが勝つほどの展開ほど「短期決戦」になり、ライトニングバスターが勝つほどの展開ほど「長期の面制圧」になりやすい。
Q5:もしレッドドラゴンが“工具”のリミッターを解除したら戦況は変わるか
解除によってSモード・Gモード双方の実効性能が上がり、短時間での強引な肉薄が現実味を増すため、レッドドラゴン側の勝率は確かに押し上がる。
ただしライトニングバスター側の勝ち筋は“距離の維持”であり、解除が効くのは「一度でも懐へ入れた後」の決定力であって、「懐へ入る前」の生存性は劇的には変わりにくい。
結局、解除は逆転札ではなく勝率の上積みであり、勝敗の分水嶺は依然としてミサイルと複列砲身多目的砲の包囲を抜ける“接近手順”を成立させられるかどうかに残り続ける。
まとめ|ガンダムアストレイレッドフレーム レッドドラゴン vs ライトニングバスターガンダム
- 宇宙・遮蔽物なし・中距離開始では、ライトニングバスターの面制圧が先に機能しやすい。
- レッドドラゴンは三基のカレトヴルッフとドライグヘッドで“接近手順”を作るのが勝ち筋になる。
- ライトニングバスターはMA-X60S/D 複列砲身多目的砲とMMI-KX815 高エネルギービームガンの射線重ねが核になる。
- 77式多目的誘導弾発射筒の爆風が、レッドドラゴンの機動を消耗戦へ変える。
- レッドドラゴンは一度の肉薄で砲撃アームや脚部を斬れるかが最大の分岐点だ。
- ライトニングバスターは距離維持さえできれば勝率が急上昇する。
- 近距離開始ならレッドドラゴンが押し返す余地が大きくなる。
- 遠距離開始ならライトニングバスターが最も安定して勝てる。
- 地上戦でも遮蔽物なしなら、基本はライトニングバスター優位が残る。
- 決着は「接近回数を作れるか」と「射線密度を落とさず撃ち続けられるか」の勝負になる。
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